公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和2年4月15日(水)午後1時00分〜午後3時45分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
総務課長、公安委員会事務室長、犯罪被害者支援室長、警務課課長補佐、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 警察署協議会委員の辞職承認について
      警察本部から、「県内各警察署協議会の委員245人のうち10人から人事異動等の理由により辞職願が提出された。」旨の説明があり、審議の結果、辞職を承認した。
  2. 犯罪被害者等給付金の支給裁定について
      警察本部から、「犯罪被害者遺族から本県公安委員会に対し、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく申請がされた。」旨の説明があり、審議の結果、支給する旨の裁定を行った。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案24件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し23件、停止1件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに提出された警察職員の職務執行に関する苦情申出について報告があった。
  2. 公安委員会宛て審査請求の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに提出された運転免許証交付処分に関する審査請求について報告があった。
  3. 令和2年2月中の警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について
      警察本部から、「2月中の警察宛て苦情の受理は3件(前年同月比増減なし)であり、そのうち警察に非のある苦情は0件(前年同月比1件減)であった。」旨の報告があった。
  4. 令和元年度第4四半期(1月〜3月)の監察実施結果について
      警察本部から、「本年(令和2年)1月から3月までの間、新潟県警察の監察に関する訓令に基づく総合監察を6警察署に対して、随時監察を警察署、本部執行隊、交番及び駐在所の計59か所に対して実施した。」旨の報告があった。

     委員から、「監察執行官と職員の意見交換結果を取りまとめ、各警察署に配布し、どのように活用しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「幹部に共有し、身上指導等に活用している。」旨の説明があった。
  5. 令和2年3月末現在の特殊詐欺の認知・検挙状況等について
      警察本部から、「3月末の特殊詐欺の認知件数は44件(前年同期比10件増)、被害総額は4,616万円(前年同期比1,670万円減)、検挙件数は23件(前年同期比8件増)、検挙人員は4人(前年同期比1人増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「新型コロナウイルスに関連する手口の特殊詐欺は、今のところ県内で把握されていないが、今後、新型コロナウイルスの給付金をかたる詐欺の発生等が懸念される。給付金の申請書類や案内チラシなどに、「給付手続においてこのような要求をすることはありません。」などの注意喚起を記載していただけるとよいのではないか。」旨の発言があり、警察本部から、「新型コロナウイルスの給付金関連の手口は注意が必要であるが、防犯機能付電話機等により電話に出ないことが最も有効と考える。」旨の説明があった。

     委員から、「前兆電話の減少について報告があったが、防犯機能付電話機の効果について、どのように捉えているか。防犯機能付電話機の普及率はどの程度か。」旨の質問があり、警察本部から、「個々の購入状況を把握できないため、普及率は把握していないが、最初のだましの手段は固定電話が大多数であり、一定の効果があるものと考えている。」旨の説明があった。

     委員から、「防犯機能付電話機は購入が容易でも、高齢者には適切に設定することが困難ではないか。相談できる窓口はあるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「メーカーの取扱説明書しかないが、家族や知人に設定をお願いするなどしていただいている。」旨の説明があった。

     委員から、「以前、警察署協議会に陪席した際、協議会委員から「防犯機能付電話を購入した高齢者の方が、設定方法がわからず困っている。」との話があったが、市職員である協議会委員が「警察だけではなく、地域包括支援センターなど様々な機関に相談することもできる。」旨の発言をされていた。全てを警察で対応することは、ヒューマンリソースに限界があり不可能なため、相談できる窓口を紹介するなどの対応も必要である。」旨の発言があった。

     委員から、「特殊詐欺による被害額が大幅に減少しており素晴らしいが、目標は「0円」にしなければならない。最近は、行員などによる未然防止の努力により金融機関で現金を引き出させなくなっており、そのため手口が変化してきている。手口に合わせたタイムリーな対策をお願いしたい。」旨の発言があった。

     委員から、「3月は前兆電話の件数が大幅に減少しているが、新型コロナウイルスの外出自粛により、家族が在宅していることなどが関係しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「現在のところ減少している理由は不明である。新型コロナウイルスに関連する手口が登場し、前兆電話の件数は増加すると予想していたが、減少した。」旨の説明があった。
  6. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(令和2年3月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「3月末のストーカー事案の認知件数は216件(前年同期比14件増)で、このうち事件検挙はストーカー規制法違反が5件(前年同期比増減なし)、刑法犯等が4件(前年同期比1件減)であった。DV事案の認知件数は480件(前年同期比32件減)で、このうち事件検挙は保護命令違反が0件(前年同期比増減なし)、刑法犯等が46件(前年同期比29件減)であった。児童虐待取扱件数は214件(前年同期比7件増)、このうち児童相談所通告件数は160件(前年同期比1件増)、事件検挙は14件(前年同期比8件増)であった。高齢者虐待取扱件数は159件(前年同期比51件増)、このうち事件検挙は22件(前年同期比1件増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「新型コロナウイルスの外出自粛によりDVの増加が懸念されたが、今のところ増加は見受けられず安心した。引き続き各種対策をお願いする。」旨の発言があった。
  7. 雑踏警備を伴う県内祭礼等について
      警察本部から、「新型コロナウイルス感染拡大を受け、雑踏警備を伴う新潟県内における祭礼等は、「高田城址公園観桜会」は規模を縮小、「分水おいらん道中」、「狐の嫁入り行列」、「白根大凧合戦」は中止、「長岡まつり」は大花火大会を中止し規模を縮小、「Jリーグ」は5月中の試合を延期することが決定している。」旨の報告があった。
5.その他
  1. 運転免許有効期間の延長について
      警察本部から、「4月13日付けで、警察庁から新型コロナウイルス感染症を理由とする運転免許手続について取りまとめた通達が発出された。4月1日の定例会議で報告した、新型コロナウイルス感染防止等のため運転免許有効期間を3か月間延長する取扱いについては、申請をできる対象期間がさらに3か月延長され、「有効期間の末日が令和2年3月13日から同年7月31日までの方」に変更された。一度延長申請をして、7月31日までの間に延長後の有効期間の末日を迎える方も、再延長申請が可能となった。その他、自動車教習所卒業証明書の有効期間延長や、警視庁のように免許センターを閉鎖する場合の措置などが示された。県内で有効期間の延長申請を行った方は、4月12日までで159人、うち高齢者は29人であった。3月13日から4月6日までの25日間で88人、緊急事態宣言発令後の4月7日から4月12日までの6日間では71人と増加している。」旨の報告があった。
  2. 新型コロナウイルスの発生状況等について
      警察本部から、「新型コロナウイルス感染者の感染状況は4月14日現在で、世界中で190万人超、国内で8,878人、県内は4月15日現在で46人となっている。県警察では、県知事からの協力要請を受けて、4月14日から5月6日までの間、県内主要繁華街において外出者に対する声掛け等の警戒活動を実施する。」旨の報告があった。
  3. 繁華街における声掛け活動について
      警察本部から、「今ほど報告のとおり、県知事からの協力要請に基づき、4月14日から5月6日の間、専従員による繁華街の夜間パトロールを実施する。新型インフルエンザ等対策特別措置法では、警察官に特別な権限は規定されておらず、外出者に対して、「外出自粛要請が出ていますよ。」などとの声掛けにとどめる。昨日(4月14日)は、繁華街の人出もまばらで、県内で合計29人に対して声かけを実施した。内訳は、新潟署管内の万代地区2人、新潟中央署管内の古町地区7人、上越署管内の仲町地区20人であった。」旨の報告があった。
  4. 新型コロナウイルス感染拡大に伴う行事等予定の変更について
      警察本部から、「新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、5月中に予定していた5警察署に対する総合監察を6月以降に延期する。また、5月8日に開催を予定していた令和2年春の勲章伝達式は中止する。」旨の報告があった。
  5. 新型コロナウイルスに関する県警察の対応について
      警察本部から、「世間は新型コロナウイルス関連の話題一色であるが、警察業務は止めることが許されず、警察職員の感染防止により一層努めていく。術科大会や各種行事等も中止を決定している。警察庁からも飲酒会合は自粛するよう指示が発出された。また、新型コロナウイルスに便乗した特殊詐欺事件等の増加が予想されるため、防犯を目的とした広報などの対策を実施する。」旨の発言があった。
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