公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和2年2月26日(水)午後1時00分〜午後3時55分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長、捜査第三課長
説明補助者
公安委員会事務室長、警務課長、警務課課長補佐、監察官室長、監察官室室長補佐、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 運転免許証交付処分に係る審査請求の審理経過報告及び裁決について
      警察本部から、運転免許証交付処分に係る審査請求について審理経過の報告があり、裁決をした。
  2. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案23件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し23件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について(2件)
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた文書2件について報告があった。
  2. 令和2年度の組織・定員の見直しについて
      警察本部から、令和2年度の組織・定員の見直しについて報告があった。
  3. 令和元年中の情報公開及び個人情報開示の請求・処理状況について
      警察本部から、「令和元年中の警察本部長への情報公開請求は90件(前年比3件減)、個人情報開示請求は96件(前年比2件増)であった。」旨の報告があった。
  4. 令和元(平成31)年度警察官採用試験の実施結果及び令和2年度5月試験の予定等について
      警察本部から、「令和元年度警察官採用試験について、受験申込者は721人(前年比82人減)、一次試験受験者は580人(前年比76人減)、最終合格者は152人(前年比31人減)、競争倍率は3.8倍(前年比0.2ポイント増)であった。受験者確保に効果的な取組として、警察学校におけるオープンキャンパスを2月と8月に開催、警察署主催体験型説明会を8署で開催、リクルーター(警察官A採用)及び採用ススメ隊(警察官B採用)を活用した採用勧奨活動の実施、警察業務の就業体験を行うインターンシップの開催、アメコミ風採用広報動画の作成及び動画投稿サイトYouTubeへの掲載等を行い好評を得ている。令和2年度5月試験を3月1日から4月10日受付、5月10日1次試験の日程で実施する。なお、本試験から受験資格年齢の引上げを行う。」旨の説明があった。

     委員から、「受験資格年齢の引上げは、各県の判断で行えるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「各県で資格年齢の上限を定めており、受験者数の減少に伴い採用年齢の引上げ検討を行うなどしている。」旨の説明があった。

     委員から、「どの業種でも人材確保が厳しい状況の中、県警察では動画の掲載など様々な工夫をされており、競争倍率が増加したことはその現れと思う。リクルーターが出身校の学生等受験対象者と接して得た感触や感想などを集約し、今後の採用業務に活かしていただきたい。」旨の発言があった。
  5. 令和元年(2019年)中の拾得物・遺失物の取扱状況について
      警察本部から、「令和元年中における拾得届の受理状況について、件数は22万8,082件(前年比5,079件減)、現金は2億3,293万8,594円(前年比879万8,619円増)、物品は27万1,300点(前年比5,041点減)であった。また、遺失届の受理状況について、件数は3万8,713件(前年比1,823件減)、現金は3億494万9,228円(前年比1,822万2,689円減)、物品は10万4,789点(前年比2,268点減)であった。」旨の報告があった。
  6. 損害賠償請求事件の判決結果について
      警察本部から、「平成29年12月19日に提起された、警察官の職務執行に係る損害賠償請求事件については、2月12日、「原告の請求をいずれも棄却する。訴訟費用は原告の負担とする。」旨の判決が言い渡された。」旨の報告があった。
  7. 慰謝料請求事件の判決結果について
      警察本部から、「平成31年2月7日に提起された、警察官の職務執行に係る慰謝料請求事件については、2月14日、「原告の請求をいずれも棄却する。訴訟費用は原告の負担とする。」旨の判決が言い渡された。」旨の報告があった。
  8. 高齢運転者に対する運転に関する意識調査(第2回)について
      警察本部から、「高齢運転者の日頃の運転状況、運転に対する意識等を調査し、今後の交通安全施策に資することを目的として、令和元年7月1日から同年12月27日にかけて、第2回目となる「高齢運転者に対する運転に関する意識調査」を合計2,000人に対して実施した。運転免許更新者等1,828人に対する調査では、運転に対する自信と加齢に伴う身体・運動機能の低下に対する自覚に差があることが判明した。一方、運転免許の自主返納について検討したことがある人の割合は大幅に増加した。自主返納者172人に対する調査では、運転免許を返納するきっかけは、身体機能低下についての自覚が最も多く、高齢者の事故が報道され怖さを感じた人の割合も増加した。」旨の報告があった。
5.その他
  1. 江南警察署協議会への陪席結果について
      委員から、「2月17日(月)、江南警察署協議会に陪席した結果について報告する。江南警察署協議会には新潟東警察署が新設されて管轄エリアが変わる前に1度陪席しており、今回は管轄エリア変更による変化を意識しながら参加させてもらった。江南警察署協議会はとても「温かい」雰囲気で、職員の表情が明るく、協議会委員も気さくで、日頃の警察署の様子が反映されているのだろうと思った。協議会で感じたことを3点報告する。1点目は、昨年の交通事故の減少で、「死亡事故ゼロ」という結果である。江南署管内には、国道49号などの主要幹線道路や大規模商業施設が複数あり、非常に交通量が多いほか、郊外の農道では速度を出して通行する車両がいるといった環境であるが、江南署が交通事故の細やかな分析を行い、集中的に対応し、地域の様々な団体と連携して取り組んだ活動の積み重ねが実を結んだものと思う。2点目は、日頃から警察に相談しやすい環境作りをしていることである。例えば、特殊詐欺防止について、あまり外出しない高齢者宅へ個別訪問して声掛けをしており、会話の中から、「おかしな電話が来た。」「防犯機能付電話の設定方法が分からない。」等の話が聞けている。その全てを警察で対応することは出来ないため、消費者協会や地域包括支援センターなどの窓口もあるので、地域で協力して対応してもらえば良い旨申しあげた。3点目は、協議会への説明が大変分かりやすかったことである。聞く側にとって資料や説明が非常に理解しやすく、協議会委員の理解が深まり、質問等の質が高まるのではないかと思った。また、普段は話を聞く機会がない警務、地域、刑事の各課長から、業務内容や苦労していることなどを聞く機会があり、協議会委員も、留置場看守係がとても苦労されている話などを聞いて、市民として感謝の気持ちが生まれ、その感謝を職員に伝えることでやりがいに繋がるのではないかと思う。協議会の会議に続いて、若手職員との意見交換があり、若手職員の「凜」とした姿勢や表情がさわやかで、素晴らしく感じた。警察学校の卒業式に出席して送り出す時は、意気揚々とした姿の中にもまだどこか幼い感じがあるが、数年経験を積み、大変立派になっていて関心した。大変な経験、苦労をされている中で、「被留置者の気持ちを思いやること」、「交通トラブルの当事者に「ゆずる」気持ちを諭すこと」、「事件情報などを得るための人間関係作り」、「非を認めない交通事故当事者に自身の行いの振り返りを促すこと」などに課題を感じているとの話を聞き、人間の内面に軸を置いて勤務されており、大変頼もしく感じた。最後に、今後も高齢者対策など様々な課題が出てくると思うが、警察だけで全てに対応することは不可能であり、地域や関係機関と連携し、対応していくことも重要である旨申しあげた。」旨の報告があった。
  2. 「FISスキーアルペンワールドカップ2020にいがた湯沢苗場大会」警備実施結果について
      警察本部から、「先回(2月19日)報告したワールドカップスキー大会は、22日の競技は実施されたが、23日は強風のため中止された。小雪の影響から来場客は見込よりも少なく、新型コロナウイルスの影響か外国人はほとんどいなかった。コース周辺の警戒警備、所持品検査等もスムーズに行われ、トラブル無く終了した。」旨の報告があった。
  3. 県議会質問の報道について
      警察本部から、「先週金曜日(2月21日)の新潟日報新聞記事でも報道されているとおり、木曜日(2月20日)、県議会本会議代表質問が行われ、自民党小野幹事長から県警察に対して10問、うち8問が交通安全施設に関する質問であり、特に信号機の新設に関する質問であった。本会議で本部長から答弁しているが、常任委員会、連合委員会でも同様に信号機設置に関する質問が出ると思われる。理解を得られるよう丁寧な説明に努める。」旨の報告があった。

     委員から、「県議会議員は地元の意見を背負っておられるが、私は公安委員会で信号機の設置や取外しをするために、どれだけ様々な条件を検討しているのか説明を受けており、なるほどと納得できる。様々な理由がある旨、丁寧に説明を行っていくしかない。」旨の発言があった。
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