公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和2年2月19日(水)午後1時00分〜午後5時00分
2.出席者
山田委員長、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長、刑事総務課長
説明補助者
公安委員会事務室長、警務課長、人事管理官、監察官室長、監察官室室長補佐、許認可管理センター長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 運転免許証交付処分に係る審査請求の審理経過報告及び裁決について
      警察本部から、運転免許証交付処分に係る審査請求について審理経過の報告があり、裁決をした。
  2. 古物商に対する行政処分の実施について
      警察本部から、「新潟市内の古物商について、古物営業法に掲げる許可の取消し事由に該当することから、取消し処分を実施したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 新潟県警察の交番及び駐在所の名称等に関する規則の一部改正について
      警察本部から、「新潟中央警察署柳都交番の移転建て替えのため、公安委員会規則の一部改正を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案15件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し15件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について(4件)
      警察本部から、新潟県公安委員会宛てに届いた文書3件及び国家公安委員会宛てに届いたメールについて報告があった。
  2. 公安委員会宛て審査請求の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許証交付処分に関する審査請求について報告があった。
  3. 公安委員会宛て文書に関する報告について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた文書について報告があった。
  4. 警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について(令和元年12月末)
      警察本部から、「令和元年12月中の警察宛て苦情の受理は8件(前年同期比1件減)であり、そのうち非あり苦情は3件(前年同期比増減なし)であった。また、令和元年累計では、警察宛て苦情の受理は51件(前年比15件減)であり、そのうち非あり苦情は21件(前年比9件増)であった。」旨の報告があった。
  5. 令和元年(平成31年)中におけるけいさつ相談の受理状況について
      警察本部から、「令和元年中のけいさつ相談の受理は71,878件(前年比1,965件増)であり、そのうち重要相談は8,304件(前年比813件増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「重要相談の中で、高齢者虐待や児童虐待が増加傾向にある。公共バスを利用する際、車内で早期通報を促すアナウンスが繰り返し流れており、非常に効果的と感じる。」旨の発言があった。

     委員から、「公共バスの車内アナウンスは、警察の指導によるものか。」旨の質問があり、警察本部から、「県や市等自治体の指導によるものと思われる。」旨の説明があった。
  6. 令和元年第4四半期における感謝・激励の受理状況について
      警察本部から、「令和元年第4四半期の警察宛て感謝・激励の受理は153件(前年同期比8件減)であり、令和元年中の累計は640件(前年比138件減)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「高速道路上での故障車両の移動に対する感謝事例は、たいへん素晴らしいことである。」旨の発言があった。
  7. 非あり苦情の状況と課題について
      警察本部から、「非あり苦情は、平成29年から3年連続で増加した。非あり苦情の対象職員について、年代別では30歳代以下が占める割合が多く、部門別では地域部門、次いで交通部門が多かった。職務形態別では、その他(交通違反等)、交通指導取締り、遺失・拾得届が多かった。今後、非あり苦情に関する教養資料を発出する等の再発防止策を講じていく。」旨の報告があった。

     委員から、「非あり苦情を様々な角度から分析した上で報告を受けるのは、傾向がよく分かり良いことと思う。また、資料を警察学校等関係部署に配布して再発防止策を講じることはたいへん有効であると思う。非あり苦情の原因はケアレスミスが多いので、普段はきちんと業務を推進しているものと感じる。20歳代、30歳代の若手職員は経験を積みながら改善していっていただきたい。」旨の発言があった。
  8. 令和元年度の会計定期監査実施結果について
      警察本部から、「令和元年6月7日から同年12月16日までの間、「会計の監査に関する規則」及び「新潟県警察の会計の監査に関する訓令」に基づき、全68所属(本部38所属、署30所属)に対して会計定期監査を実施した。是正・改善を要する所属は3所属であった。」旨の報告があった。
  9. 令和2年全国優秀警察職員表彰被表彰者の決定について
      警察本部から、「警察職員として長期にわたり職務に精励し、抜群の功労があり、他の模範となる者に対して警察庁長官が表彰する令和2年全国優秀警察職員表彰の本県受章者が決定した。」旨の報告があった。
  10. 令和元年度の退職警察職員表彰式について
      警察本部から、「3月31日、新潟県自治会館において、令和元年度の退職警察職員表彰式を挙行する。退職警察職員表彰予定者は、警察官102人、一般職員7人である。」旨の報告があった。
  11. 令和2年1月末現在の特殊詐欺の認知・検挙状況等について
      警察本部から、「1月末の特殊詐欺の認知件数は14件(前年同期比8件増)、被害総額は1,286万円(前年同期比427万円減)であった。本年(令和2年)から、キャッシュカードや通帳をだまし取る手口を「預貯金詐欺」として計上する。」旨の報告があった。

     委員から、「女性の掛け子や受け子等は増加しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「本県でも女性の受け子が検挙されており、外国人の受け子も見受けられる。」旨の説明があった。
  12. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(令和2年1月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「1月末のストーカー事案の認知件数は84件(前年同期比14件減)、事件検挙は、ストーカー規制法違反は0件(前年同期比1件減)、刑法犯等の検挙は0件(前年同期比3件減)であり、DV事案の認知件数は172件(前年同期比45件減)、保護命令違反の検挙は0件(前年同期比増減なし)、刑法犯等の検挙は19件(前年同期比4件減)であった。児童虐待取扱件数は66件(前年同期比3件増)、児童相談所通告件数は48件(前年同期比7件減)、事件検挙は3件(前年同期比1件増)であった。高齢者虐待取扱件数は64件(前年同期比29件増)、検挙件数は11件(前年同期比6件増)であった。また、令和元年中、児童虐待事案の認知件数は931件で、そのうち通報等による認知件数は611件、他機関からの情報提供による認知件数は80件、その他の警察活動による認知件数は54件であった。通報等による認知件数のうち110番通報は427件、各種相談は181件であった。110番通報のうち保護者や親族からの通報は260件で、DV事案に関連するものが大半であった。児童自身からの通報は73件、付近住民等からの通報は94件であった。各種相談のうちけいさつ安全相談は175件で、そのうち保護者や親族からの相談が141件で、そのうちDV事案に関連するものは80件であった。他機関からの情報提供のうち児童相談所からは58件、市町村からは5件、医療機関からは3件、教育機関等からは12件であった。」旨の報告があった。

     委員から、「高齢者虐待は親族間によるものが多いが、高齢者施設における虐待も発生している。昨年(令和元年)12月、施設名は公表されていないが、「特別養護老人ホームにおいて、ナースコールが使えないようになっていたり身体を拘束されたりしていた」旨の報道もあった。虐待事案の発見が難しい場所であるが、見逃されることがないようお願いしたい。」旨の発言があった。

     委員から、「ここ数年、児童虐待も高齢者虐待も認知件数は増加しているが、昨年(令和元年)は検挙件数が減少しており、これは事件に発展する前に、警察による指導が行われているということか。今後も認知件数は増加するのか。」旨の質問があり、警察本部から、「認知した事案の中には、児童の面前における夫婦間での口論等事件に至らないものも多く、その場合は積極的に指導している。認知件数は今後も増加すると思われる。」旨の説明があった。

     委員から、「他県において、児童相談所が家出した小学生を保護しなかった旨報道されていたが、夜間における業務を業者委託しているのか。新潟県内の児童相談所は、夜間でも児童を受け入れる体制が整備されているか。」旨の質問があり、警察本部から、「夜間も児童相談所の職員が在駐している。」旨の説明があった。
  13. サイバー犯罪対策の概況(令和元年)について
      警察本部から、「令和元年中におけるサイバー犯罪の検挙は191件(前年比32件減)、サイバー犯罪等に関する相談受理件数は2,980件(前年比105件減)であった。」旨の報告があった。
  14. 令和元年中の犯罪情勢について(確定値)
      警察本部から、「令和元年中の犯罪情勢について、全刑法犯の認知件数は10,743件(前年比394件減)、検挙件数は5,615件(前年比88件増)、検挙人員は3,182人(前年比268人減)、検挙率は52.3%(前年比2.7ポイント増)であった。また、特殊詐欺の認知件数は142件(前年比5件減)、被害総額は2億4,724万円(前年比1億5,874万円減)であった。」旨の報告があった。
  15. 新潟市北区太田甲における殺人事件捜査本部の設置について
      警察本部から、「2月5日、新潟北署に刑事部長を捜査本部長とする「新潟市北区太田甲における殺人等事件捜査本部」を設置した。」旨の報告があった。
  16. FISアルペンスキーワールドカップ2020湯沢苗場大会の概要及び警備体制について
      警察本部から、「2月21日から2月23日までの3日間、湯沢町苗場スキー場で開催されるFISアルペンスキーワールドカップ2020湯沢苗場大会を、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催警備の前哨戦と捉え、大会参加者、関係者等の安全の確保、並びにテロ行為等違法行為の発生に備え、所要の体制を確立し警備に当たる。」旨の報告があった。

     委員から、「新型コロナウイルスの影響が懸念される。」旨の発言があり、警察本部から、「大会関係のホームページ等で注意喚起が図られている。」旨の説明があった。
  17. 事件の検挙について
      警察本部から、以下の事件について報告があった。
     ○ 1月中の福祉犯事件の検挙
     ○ 新潟市中央区学校町通3番町地内における殺人事件の検挙
     ○ 燕・弥彦総合事務組合職員らによる水道管布設替工事発注をめぐる公契約関係競売入札妨害事件の検挙
     ○ 特殊詐欺事件の検挙
     ○ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反事件の検挙
     ○ 告発に係る道路法違反事件の検挙
5.その他
  1. 2月県議会の開会について
      警察本部から、「2月17日から2月県議会が開会し、2月20日に代表質問、2月21日に一般質問が予定されている。」旨の報告があった。
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