公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和2年2月5日(水)午後1時00分〜午後3時10分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長、刑事総務課長
説明補助者
公安委員会事務室長、会計課長、会計管理官、会計課副参事、少年課長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 行政手続法に基づく「審査基準」及び「処分基準」の改定について
      警察本部から、「「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律」の施行によって関係法令が改正され、警察庁が示すモデル基準が改定されたことに伴い、本県の各基準について所要の改訂を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  2. 少年指導委員の委嘱について
      警察本部から、「少年指導委員142人のうち、平成30年4月1日付けで委嘱をした方の2年間の任期満了に伴い管轄警察署長から推薦のあった59人(新任7人、再任52人)を4月1日付けで委嘱していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

     委員から、「少年指導委員は報酬があるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「令和元年度は謝金があったが、令和2年度は無償の予定である。」旨の説明があった。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案13件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し13件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 令和2年度警察費当初予算(案)概要について
      警察本部から、「令和2年度警察費当初予算(案)の概要は、歳出予算総額520億1,414万9千円であり、前年(令和元年)度当初予算に比べて約8億1千万円の減額である。」旨の報告があった。
  2. いじめ防止対策の推進状況について(令和元年中)
      警察本部から、「令和元年中におけるいじめ防止対策は、学校・教育委員会などの関係機関・団体と連携を図ったほか、児童生徒に対するチームティーチング方式の広報、教職員対象の広報等、広報啓発活動によるいじめ未然防止対策を推進した。昨年(令和元年)中、いじめに起因する自殺事案は未遂も含め発生がなかった。」旨の報告があった。

     委員から、「3年程前、県内の中学校で生徒が主体となったいじめ対策が大々的に行われ好評であり、生徒たちが課題を作って取り組むことは大変であるが、すばらしいと思った。警察のいじめ防止対策活動は、子供や保護者だけでなく、教職員の意識も大きく変わってくると思うので、引き続きお願いする。」旨の発言があった。

     委員から、「昨年(令和元年)中、いじめ関連の自殺事案がなかったという結果は、非常にありがたい。命を失うことは影響が大きく、中高生のアンケート結果から、警察にいじめの相談ができることを知らなかった生徒が多いことにショックを受けている。県警察、教育委員会、学校は様々な取組を尽くしているが、受け手に温度差があり、いくら広報しても自分のことと受け止めていないため、教育委員会と情報共有するなど広報の方法を検討していかなければならないと思う。スクールサポーターの学校訪問に合わせて、教員等に広報を依頼するだけではなく、全校朝会で警察に相談して解決できた事例を紹介していただくことにより、警察にも相談できるということを知る生徒が増えるのではないか。関係機関との連携ルートは整備されているため、有効に活用できるよう、それぞれの立場で考えていただきたい。」旨の発言があり、警察本部から、「周知不足は課題として捉えており、ポスターの掲示を依頼したり、先生から紹介するなどの方法も検討する。」旨の説明があった。

     委員から、「いじめに関し、警察に相談できることを知らなかった生徒が多い原因は何か。」旨の質問があり、警察本部から、「昨年(平成31年)4月、各生徒にチラシを配付しており、知らなかったということは、自分の事として受け止めていないためと考えられ、周知の方法を検討中である。」旨の説明があった。

     委員から、「チラシはなかなか浸透しにくい。相談先等の電話番号をどのように覚えていくか、相談ダイヤルの短縮番号は、語呂合わせで覚えやすい番号があると良い。」旨の発言があった。

     委員から、「中高生のアンケートで、警察の相談を知っている生徒が4割弱いるという結果は、むしろ多いと感じる。今は意識が高くなっており、警察が入ることで抑制されていると感じる。」旨の発言があった。
  3. スクールサポーターの活動状況について(令和元年中)
      警察本部から、「令和元年中におけるスクールサポーターの活動状況は、通学路安全対策等による学校訪問8,125回(前年比929回増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「スクールサポーターについて、1月22日に行った県知事と公安委員との意見交換の場でもお話しした。早く全署に配置できるようになると良い。引き続き要望してもらいたい。」旨の発言があった。
  4. 長岡駅前地区における暴力団排除パレードの実施について
      警察本部から、「3月1日から長岡駅前地区が「暴力団排除特別強化区域」に指定されることから、同地区の特定営業者等に対して、条例の規制内容の周知、みかじめ料等の要求実態の調査及び暴力団排除意識の向上を図ることを目的として、2月19日、同地区において暴力団排除パレードを実施する。」旨の報告があった。
  5. 令和2年1月末現在の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「本年(令和2年)1月末現在の交通事故発生概況等について、発生件数は300件(前年同期比3件減)、死者数は6人(前年同期比2人減)、負傷者数は363人(前年同期比12人増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「高齢者の車両単独事故が多い理由は、運転能力の低下が要因か。」旨の質問があり、警察本部から、「身体能力の低下のほか、体調不良などが要因の事故も含まれていると考えられる。今後の道路交通法改正で、高齢者講習に採点的要素を取り入れ、様々な機会に自分の身体能力の低下等を理解していただき、それに応じた運転を心掛けることで高齢者の車両単独事故を減らす取組も行っていく。」旨の説明があった。

     委員から、「高齢者の特徴は、持続力や集中力は意外と衰えないが、複合情報を同時に処理する能力が一番衰えるといわれており、自動車の運転に必要な複合情報の処理が難しくなるのだと思う。」旨の発言があった。

     委員から、「高齢者への反射材の配布は進めているが、中高生への配布は行わないのか。薄暮時間帯に部活帰りの中高生等が道路脇を歩いている姿をよく見掛けるが、雨の日などはドライバーとして非常に危険に感じる。学校等を通じて反射材を配布し身につけてもらうようにすれば、中高生が反射材を付けている姿に触発され、高齢者も反射材を身につける効果が見込めるのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「幼児、小学生に配布し、祖父母に身につけてもらうよう呼び掛けている。中学生の学校指定のリュック等には反射材が付いており、反射材の効果について一定の認知がされていると思われる。中高生に対する街頭での配布等も検討していく。」旨の説明があった。
  6. 「横断歩行者を守る交通事故防止運動」の実施について
      警察本部から、「例年、暖かい日が増えて人や車の動きが活発になり、歩行者が交通事故に遭う割合が高まることから、横断歩行者保護意識の醸成と歩行者の交通事故防止を図るため、3月1日から3月10日までの10日間、「横断歩行者を守る交通事故防止運動」を実施する。ドライバーに対しては「横断歩道での歩行者優先」、歩行者に対しては「道路横断時の安全確認の徹底」を重点とした交通安全教育・広報、街頭での指導取締りを強化する。」旨の報告があった。

     委員から、「2019年のJAFの「信号機のない横断歩道における歩行者横断時の車の一時停止状況」の調査で本県は5位となり、以前に比べ相当順位が上がった。指導取締り強化の効果が現れているのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「指導取締りだけではなく、広報の効果も大きいと考えている。」旨の説明があった。
  7. 秋篠宮皇嗣殿下のお成りに伴う警衛警備について
      警察本部から、「2月9日、新潟市中央区で開催される「令和元年度済生会総会」に伴い、秋篠宮皇嗣殿下が県内にお成りになるため、警衛警備を実施する。」旨の報告があった。
5.その他
  1. 2月定例県議会について
      警察本部から、「2月17日から、2月定例県議会が開会する。主な議題は令和元年度2月補正予算と令和2年度予算についてであり、しっかり準備して対応する。」旨の発言があった。
  2. 新潟県警察拳銃射撃競技大会について
      警察本部から、「2月7日、新潟県警察拳銃射撃競技大会を開催する。公安委員から視察していただくが、今大会の開会式では本部長が試射式を行う。」旨の発言があった。
  3. 新潟市北区の火災現場遺体発見事案について
      警察本部から、「新潟市北区の火災現場から男性の遺体が発見された事案について、事件の可能性も含めて捜査している。殺人と断定されれば捜査本部を設置する。」旨の発言があった。
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