公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和2年1月15日(水)午後1時00分〜午後3時45分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策第二課長
説明補助者
公安委員会事務室長、監察官室室長補佐、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て要望書に対する通知について
      公安委員会宛てに届いた要望書について報告を基に審議した結果、差出人に対する通知文を決定した。
  2. 公安委員会宛て文書の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた文書について説明があり、審議の結果、差出人に対する通知文を決定した。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案21件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し21件の行政処分を決定した。
  4. 南魚沼簡易裁判所からの文書送付嘱託に対する対応について
      警察本部から、南魚沼簡易裁判所から公安委員会宛てに届いた文書送付嘱託について説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について
      警察本部から、国家公安委員会宛てに届いた文書について報告があった。
  2. 警察職員の法令違反等の報告について
      警察本部から、警察職員の法令違反等に関する報告があった。
  3. 令和元年度第3四半期(10月〜12月)の監察実施結果について
      警察本部から、「令和元年10月から12月までの間、新潟県警察の監察に関する訓令に基づく総合監察を11警察署に対して、随時監察を本部執行隊、警察署、交番、駐在所等の計80か所に対して、それぞれ実施した。」旨の報告があった。

     委員から、「総合監察時、監察執行官と職員の意見交換で出た意見や討議結果等は、記録化して他の職員も閲覧可能か。」旨の質問があり、警察本部から、「全署に対する総合監察が終了した時点でとりまとめ、各所属にフィードバックする予定である。」旨の説明があった。

     委員から、「若手職員の意見を吸い上げることは、とても大切で良いことであると思う。不適切な事例等について、職員はどのような考えを持っているか。」旨の質問があり、警察本部から、「誤った認識を持つ職員もいるため、指導している。」旨の説明があった。

     委員から、「交番では不審者対応に工夫していると感じるが、安全に対する意識が重要だと思う。耐刃防護衣や拳銃の着装を怠ると殉職・受傷事故につながるため、引き続き指導をお願いする。」旨の発言があった。
  4. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(令和元年中)〔暫定値〕
      警察本部から、「令和元年のストーカー事案の認知件数は530件(前年比106件減)、事件検挙は、ストーカー規制法違反は25件(前年比3件増)、刑法犯等の検挙は34件(前年比6件減)であり、DV事案の認知件数は1,475件(前年比96件増)、保護命令違反の検挙は2件(前年比1件増)、刑法犯等の検挙は225件(前年比8件減)であった。児童虐待取扱件数は931件(前年比221件増)、児童相談所通告件数は677件(前年比170件増)、事件検挙は26件(前年比6件減)であった。高齢者虐待取扱件数は533件(前年比75件増)、検挙件数は67件(前年比4件減)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「ストーカー事案の認知件数は減少しているが、その他の事案の認知件数はいずれも増加傾向にある。検挙件数は増えていないが、事件に発展する前に、いち早く連絡する傾向なのか。」旨の発言があり、警察本部から、「通報により警察官が現場臨場しても、夫婦げんかにより、相手にたたかれたという軽微な事案は、当事者から「警察の対応は望まない。」等と言われ、注意している場合もある。」旨の説明があった。

     委員から、「虐待事案に関して、警察に対する通報者の内訳に変化は見られるか。」旨の質問があり、警察本部から、「近所や学校等関係機関からの通報も増加傾向にある。高齢者虐待は親族からの通報の割合が依然として多く、児童虐待は家族が大半であり、大きな変化は見られない。」旨の説明があり、委員から、「民生委員等、様々な方が見守りネットワークの中に入っており、地域住民や各機関も通報しないといけない状況になっていると思うので、今後、変化があれば教えていただきたい。」旨の発言があった。
  5. 令和元年中における110番通報の受理状況について
      警察本部から、「令和元年中の110番通報の受理状況は、総受理件数は12万1,426件(前年比2万1,122件減)であり、事案別受理状況では交通関係が、通報手段別では携帯電話が、曜日別では土曜日が、それぞれ最も多かった。本県の平均リスポンスタイムは8分11秒であった。要望苦情や各種照会、いたずら等の「緊急性のない通報」は大幅に減少しており、緊急の要件以外は警察相談ダイヤル「#9110」を利用するよう広報を強化した効果が現れていると思われる。しかし、「緊急性のない通報」はいまだ4万4,000件程度あり、通信指令室の負担にもなっていることから、引き続き「#9110」の適切な利用を広報していく。」旨の報告があった。

     委員から、「何度も110番をかける人がいるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「頻繁にかける人は少なくなったが、まだ見受けられる。」旨の説明があった。

     委員から、「「#9110」の周知は難しいのか。」旨の質問があり、警察本部から、「交番や駐在所の広報紙を含め様々な機会に広報しているが、気軽な気持ちで110番をかける人もおり、なかなか周知できない。」旨の説明があった。

     委員から、「もっと「#9110」について広報・周知していただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「警察専用の相談ダイヤルがあっても、救急搬送や医療など110番に類似する番号が多く、なかなか県民が覚えられないため周知が難しく、何事でも110番通報してしまうのか。」旨の発言があり、警察本部から、「緊急の相談は110番にかけるよう教示している。」旨の説明があった。
  6. 令和元年12月末現在の犯罪情勢について(暫定値)
      警察本部から、「令和元年12月末現在の犯罪情勢について、全刑法犯の認知件数は1万743件(前年比394件減)、検挙件数は5,615件(前年比88件増)、検挙人員は3,182人(前年比268人減)、検挙率は52.3%(前年比2.7ポイント増)であった。特殊詐欺の認知件数は142件(前年比5件減)、被害総額は2億4,724万円(前年比1億5,874万円減)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「全国各地どこでも重大事件が発生する傾向がある中、新潟県はこのように検挙率が高いためとても安心でき非常に心強い。」旨の発言があった。
  7. 令和元年中の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「令和元年中の交通事故発生概況等について、発生件数は3,484件(前年比315件減)、死者数は93人(前年比9人減)、負傷者数は4,086人(前年比367人減)でいずれも減少した。死者数は平成29年(85人)以来2年ぶりに100人を下回り、発生件数・負傷者数とも14年連続で減少した。交通死亡事故の特徴として、夜間(47人)と昼間(46人)がほぼ同数であり、年代別では高齢者が67人で7割を超え、そのうち41人(61.2%)が75歳以上であった。高齢者の死者のうち、歩行中は24人(前年比14人減)、運転中は38人(前年比14人増)、車両単独では23人(前年比17人増)であった。一昨年(平成30年)に発生がなかった子供の死者は3人(前年比3人増)であった。状態別では自転車乗用中が9人(前年比6人減)で、そのうち8人が高齢者であった。違反別では飲酒事故が6人(前年比2人増)、横断歩行者妨害が3人(前年比6人減)であり、年間を通じた横断歩行者の保護対策の効果が現れたと分析している。また、12月中に実施した冬の交通事故防止運動及び交通死亡事故シャットアウト緊急対策については、週末の交通指導取締りを推進したが、発生件数、死者数、負傷者数いずれも増加し、歯止めがかからなかった。本年(令和2年)は、引き続き横断歩行者の保護対策及び昨年(令和元年)の結果を踏まえた高齢運転者対策を重点に取り組み、交通死亡事故を抑止したい。」旨の報告があった。

     委員から、「昨年(令和元年)は、交通事故死者数が減少したことは良いことであるが、高齢運転者による交通死亡事故が増加しており、年明けも連日のように交通死亡事故が発生している。参考であるが認知機能検査の問題集も市販されている。家族のコミュニケーションによって高齢者の運転免許証自主返納が進めばよい。」旨の発言があり、警察本部から、「認知機能検査の問題はインターネットでも公開されている。」旨の説明があった。
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