公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和元年11月13日(水)午後1時00分〜午後3時20分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、小林委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、監察官室長、監察官室室長補佐、許認可管理センター長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 令和2年新潟県警察運営の指針・目標について
      警察本部から、「本県の治安情勢は、刑法犯認知件数、交通事故発生件数ともに減少傾向にあるなど、数値的には治安回復が見られるものの、特殊詐欺、ストーカー・DV事案認知件数の高水準での推移や児童虐待、高齢者虐待の増加など、県民が安心して暮らせる新潟の実現には至っていないことから、令和2年も引き続き本年同様「県民が安心して暮らせる安全な新潟の実現」を運営の指針に掲げたい。本日(11月13日)、運営指針及び目標について御審議していただき、次回(11月20日)の公安委員会定例会議で、公安委員の皆様から御意見をいただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、継続審議とした。
  2. 運転免許取消処分に係る審査請求の審理経過報告及び裁決について
      警察本部から、運転免許取消処分に係る審査請求について審理経過の報告があり、裁決書案について審議した結果、原案どおり決定した。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      交通部長から、運転免許取消対象事案24件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し23件、停止1件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 令和元年度関東管区警察局優秀警察職員表彰の受賞について
      警察本部から、「警察職員として長期にわたり職務に勉励し、真に多大な功労があると認められる職員に対し、関東管区警察局長が表彰する令和元年度関東管区警察局優秀警察職員表彰の受賞者が決定した。」旨の報告があった。
  2. 警職法第4条(避難等の措置)に基づくイノシシの発砲捕殺について
      警察本部から、「本年(令和元年)11月3日、小千谷市内においてイノシシ2頭が民家の庭や畑内をうろつき住民に危害を加えるおそれが認められたことから、警察官の命令により、猟友会小千谷支部員が発砲捕殺した。」旨の報告があった。

     委員から、「有害鳥獣は動物の種類で決まっているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「鳥獣保護管理法等の規定によりカラスや熊などが指定されている。」旨の説明があった。

     委員から、「今回は、イノシシが山側の畑に移動したため、発砲できたとのことであるが、警職法では場所に関する規定はあるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「明確な規定はなく、発砲する方向が山側で民家等がないため、発砲による危険がないと判断した。」旨の説明があり、委員から、「有害鳥獣が住宅街などに逃げ込んだ場合にも警職法を根拠として発砲はできるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「住宅街では跳弾などにより人に危険が及ぶおそれがあるため、警職法による発砲は行わない可能性が高い。」旨の説明があった。

     委員から、「現場は、半径200m以内に民家が10軒あるが、住宅密集地といえるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「平成12年に住宅街で発砲した事件の最高裁判決があり、その中で示された定義である。」旨の説明があった。
  3. 「登下校時の子供の安全確保に関する取組」について
      警察本部から、「「登下校防犯プラン」の趣旨を踏まえ、「ながら見守り」を推進する県内の4団体に対し、登下校時間帯の子供の見守り、子供被害の事件・事故や不審者・不審車両を目撃した際の児童等の一時的保護及び警察への通報を要請する。団体に対しては、事業車両への見守り活動中を示すステッカー等の貼付とドライブレコーダーの設置等、業務に支障のない範囲における協力をお願いする。本年(令和元年)11月19日、今回要請する4団体に対して警察本部において要請式を行い、要請書を交付する。」旨の報告があった。

     委員から、「「ながら見守り」の協力を要請する対象団体は、さらに広げることができると思う。これら団体には、警察からお願いするのか。」旨の発言があり、警察本部から、「そのとおりであり、警察本部や警察署からお願いしている。今回新たに4団体が加わり更に効果が期待できる。」旨の説明があった。

     委員から、「ながら見守りをする車両には、「見守り中」を示すステッカーを貼付するのか。」旨の質問があり、警察本部から、「各団体が自前で作成していただくことになり、車両には「見守り中」を示すステッカーを貼付する。」旨の説明があった。
  4. 令和元年度新潟県警察通信指令・無線通話技能競技会の実施について
      警察本部から、「初動警察強化のため、第一線警察の通信指令・無線通話技能の向上を図ることを目的として令和元年度新潟県警察通信指令・無線通話技能競技会を実施する。本年(令和元年)は、12月11日から12月13日にかけて県内3ブロックで予選を行い、各ブロック上位3署の合計9署により、12月17日に警察学校において本選を実施する。」旨の報告があった。
  5. 令和元年10月末現在の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「本年(令和元年)10月末現在の交通事故発生概況等について、発生件数は2,835件(前年同期比241件減)、死者数は66人(前年同期比18人減)、負傷者数は3,339人(前年同期比301人減)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「10月20日に発生した交通死亡事故の歩行者(電動車いす)は道路を横断中だったのか。」旨の質問があり、警察本部から、「夜明けの午前5時半頃、長岡市郊外の4車線ある道路を電動車いすで横断中、軽乗用車に衝突され亡くなられた。」旨の説明があった。
  6. 令和元年「冬の交通事故防止運動」の実施について
      警察本部から、「年末が近づくと人や車の動きが慌ただしくなるとともに、冬型の気候や飲酒機会の増加等による交通事故の多発が懸念されることから、「ゆずり合う 心あったか 冬の道」をスローガンに、12月11日から12月20日までの10日間、令和元年冬の交通事故防止運動を実施する。」旨の報告があった。

     委員から、「飲酒運転根絶に向けた飲食店等への訪問指導には、自治体の首長等が同行するのか」旨の質問があり、警察本部から、「可能であれば首長と警察署長が飲食店を訪問し、飲酒運転防止のチラシを配布し、店主には、車で来店した客に対して酒類を提供しないよう注意喚起を行う。」旨の説明があり、委員から、「注意喚起し自覚させることに加え、取締りも行うことにより、より効果が期待できると思う。」旨の発言があり、警察本部から、「飲酒運転事故などの捜査で、飲酒提供場所として判明した飲食店の付近では警戒・取締りを行っている。」旨の説明があった。

     委員から、「幹線道路における街頭指導所とは、どのような施設を言うのか。」旨の質問があり、警察本部から、「道路上で受傷事故防止資機材等を設置し、車両を停止させ、ドライバーに対して交通事故防止を呼びかけるものである。」旨の説明があった。
  7. 「新潟県サイバーテロ対策協議会第12回総会」の開催について
      警察本部から、「県警と重要インフラ事業者等が緊密な連携の下、サイバーテロ等に関する情報を共有し、サイバーテロの未然防止と発生時の被害拡大防止を図ることを目的として平成20年12月に設立された新潟県サイバーテロ対策協議会第12回総会を、11月15日、ハミングプラザVIP新潟で開催する。」旨の報告があった。

     委員から、「11月12日の日本経済新聞には、「日本のITセキュリティ対策は、各組織のトップの意識不足があるため遅れており、国際サイバーテロ等に対応できない。」旨の記事があったが、日本は遅れているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「各国との情報交換をはじめ、警察庁や管区主催の教養訓練等も進めており、今後も対処能力の向上に努めていく。」旨の説明があった。
  8. 事件の検挙について
      警察本部から、以下の事件について報告があった。
     ○ 10月中の福祉犯事件の検挙
     ○ 特殊詐欺事件の検挙
5.その他
  1. 会計検査院による会計実地検査の受検について
      警察本部から、「11月20日から11月22日までの3日間、会計検査院による会計実地検査を受検する。検査対象は国費の契約・物品・経費のほか、県費の国庫補助対象契約等であり、県警及び情報通信部の全所属が対象となる。前回受検は平成27年であり、4年ぶりの受検となる。」旨の報告があった。
  2. 関東管区内公安委員会連絡会議の開催概要について
      委員から、「11月1日(金)、関東管区警察局で開催された「関東管区内公安委員会連絡会議」に、公安委員4人が出席したので、概要について報告する。今回のテーマは、「総合的な交通安全対策」についてであり、予め指定された県から発表があり、その後、質疑となった。私から、本県の取組として「新潟大学と連携した参加・実践型交通安全教育の推進」について紹介した。」旨の報告があった。
  3. 秋の勲章伝達式について
      警察本部から、「11月11日、津野委員御出席のもと、秋の勲章伝達式を実施し、勲章の授与及び勲記の伝達を行った。」旨の発言があった。
  4. 県知事と本部長の意見交換について
      警察本部から、「昨日(11月12日)、知事との意見交換を行い、10月末の犯罪情勢及び交通事故発生状況、台風第19号による福島県被災地への特別派遣状況、佐渡警察署の開署や、11月の交通死亡事故多発を受けた知事の交通死亡事故多発警報発令について説明した。」旨の発言があった。
  5. 小林委員退任挨拶
      本年(令和元年)11月17日付けで3期9年の任期満了により退任する小林委員から、「9年の長期間であったが、皆様のおかげで大過なく務めることができた。県警察の様々な行事に出席したほか、施設や訓練を視察させていただき、県警察は県民のために一生懸命尽力していることを実感した。皆様のご活躍を心から祈念する。」旨の挨拶があった。
〒950-8553 新潟市中央区新光町4-1 新潟県公安委員会 代表025-285-0110
Copyright(c) Niigata Prefectural Public Safety Commission,All right reserved.