公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和元年11月6日(水)午後1時00分〜午後3時25分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、小林委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、監査室長、会計課副参事、留置管理課次長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
      公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果報告を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。
  2. 警察職員等の援助要求に対する同意について
      警察本部から、「福島県公安委員会から、広域窃盗事件合同捜査のため警察職員等の援助要求があったので、同意していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案26件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し25件、停止1件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた感謝激励文書について報告があった。
  2. 公安委員会宛て審査請求の受理について(2件)
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた放置違反金納付命令処分に関する審査請求及び運転免許証交付処分に関する審査請求について報告があった。
  3. 事実の申告(違法な有形力の行使)に関する調査結果について
      警察本部から、公安委員会宛てに申出があった身体に対する違法な有形力の行使に係る「事実の申告」について、事実関係調査結果の報告があった。
  4. 県監査委員による警察本部の監査結果報告の受理について
      警察本部から、10月15日付けで県監査委員から通知された監査結果について報告があった。

     委員から、「県監査委員はどのような方が就任されているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「県議会議員等である。」旨の説明があった。
  5. 令和元年9月中の警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について
      警察本部から、「本年(令和元年)9月中の警察宛て苦情の受理は6件(前年同月比同数)であり、そのうち非あり苦情は2件(前年同月比1件増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「今回の苦情は、若手警察官が苦情の対象者となっており、外観から判断したのだろう。一般常識の欠如が苦情につながっていると考えられるので難しいことであるが、様々な事例を示しながら教養することで気付かせることも必要ではないか。」旨の発言があった。

     委員から、「県民からの感謝激励はありがたいが、感謝をいただいても、苦情が増えてしまっては警察官に対する信頼が大きく損なわれる。不適切な態度や言動は、警察官である以前に常識の欠如によるものと思うので、一般教養も教える必要があるのではないか。また、ベテランや年配者に対しては個別指導も必要であると思う。県民の信頼を損ねることがないようお願いしたい。」旨の発言があった。

     委員から、「報告があった事例は、ささいな事が原因と認められる。警察官として、きぜんとした態度は必要であるが、どんな業務でも相手の立場を尊重することが大切である。若手警察官は、はりきり過ぎる面もあるので、指導願いたい。」旨の発言があった。

     委員から、「「すみません。」という一言がなかなか言えなかったことが苦情の原因でもあると思う。後々非違事案に発展するかもしれないと考えると、早期に対応していく必要があるのではないか。」旨の発言があった。

     委員から、「最前線で県民と直に接する機会が多い地域課の若手警察官が苦情の対象となるケースが多いことは当然のことと思う。失礼な態度や言動は良くないが、警察学校において苦情の事例として紹介するほか、ワークショップを開催し教訓とするなど、若い時の失敗を良い経験として活かしていただきたい。」旨の発言があった。
  6. 令和元年第3四半期におけるけいさつ相談受理状況について
      警察本部から、「本年(令和元年)第3四半期のけいさつ相談の受理は18,066件(前年同期比231件増)であり、そのうち重要相談は2,150件(前年同期比296件増)であった。」旨の報告があった。
  7. 令和元年第3四半期における感謝・激励の受理状況について
      警察本部から、「本年(令和元年)第3四半期の警察宛て感謝・激励の受理は、155件(前年同期比38件減)であった。」旨の報告があった。
  8. 慰謝料損害賠償請求事件の判決結果について
      警察本部から、「平成26年6月28日、燕市内の男性(原告)が普通自動車を運転し交通事故を起こした際、「長岡署の警察官と衝突位置をめぐって押し問答となり、また、交通部交通指導課の警察官から受けた説明と証拠がねつ造であり、加害者として強要された。」とする慰謝料損害賠償請求事件について、本年(令和元年)10月29日、新潟地方裁判所において、「原告の請求をいずれも棄却する。訴訟費用は原告の負担とする。」との判決が言い渡された。」旨の報告があった。
  9. 暴力団組長らに対する用心棒行為等防止命令の発出について
      警察本部から、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(用心棒行為等の禁止違反行為)に基づき、10月31日及び11月1日、違反行為者それぞれに対して用心棒行為等防止命令を発出した。」旨の報告があった。

     委員から、「暴力団の取締りはもちろんであるが、経営者に対する働きかけを積極的に実施し、暴力団を撲滅していただきたい。」旨の発言があった。
  10. 新潟市中央区関屋金鉢山町地内における死亡ひき逃げ(多重衝突)の発生と検挙について
      警察本部から、「10月19日、新潟市中央区地内の国道402号において発生した多重衝突による死亡ひき逃げ事件で、10月19日から翌20日にかけ、被疑者2名を検挙した。」旨の報告があった。
5.その他
  1. 警察職員等の援助要求に対する同意について
      委員から、「天皇陛下のご即位「祝賀御列の儀」等に伴う警戒警備の万全を期すため、11月1日、東京都公安委員会から本県公安委員会に対し、警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員等の援助要求があり同意した。」旨の報告があった。
  2. 新潟県公安委員の任期満了に伴う後任委員就任について
      警察本部から、「小林彰公安委員の3期9年の任期満了退任に伴う後任委員として、11月18日付けで野毅氏が就任予定である。」旨の報告があった。
  3. 交通死亡事故シャットアウト緊急対策について
      警察本部から、「11月に入り5日で6件の交通死亡事故が発生したことから、11月7日から11月16日までの間、県知事名の交通死亡事故多発警報が発令される予定である。県から自治体や関係団体に対する文書が発出される予定であり、期間中、県警察は交通死亡事故シャットアウト緊急対策を実施する。今後は、夕暮れ時の赤ランプ作戦や週末に多発する交通死亡事故抑止対策を重点としていく。」旨の報告があった。

     委員から、「取締りの重点は何か。」旨の質問があり、警察本部から、「白バイ等による機動的な速度違反の取締りや、重大事故につながるおそれのある横断歩行者妨害の取締りを中心に強化する。」旨の説明があった。

     委員から、「文書を発出する関係団体とはどのような団体か。」旨の質問があり、警察本部から、「交通安全対策協議会会員の団体や、バス、タクシー等陸上交通関係の団体である。」旨の説明があった。
  4. 熊の出没状況及び警察活動の実態について
      警察本部から、「県内において熊による人身被害が多発しており、報道されているとおり、駆除・捕獲頭数は310頭以上、目撃情報は1,300件ほどである。各自治体はそれぞれ防災無線による広報等を実施しており、県警察も市町村等と連携し、子供の通学路を中心としたパトロールや広報等を強化し被害防止に努めていく。」旨の報告があった。

     委員から、「人に対する熊の危険が差し迫った際、警察官は駆除を指示するのか。」旨の質問があり、警察本部から、「特に急を要する場合、警察官職務執行法第4条に基づき捕殺している。」旨の説明があり、警察本部から、「市町村許可によるわなや猟銃による捕殺が基本であるが、住宅密集地等のため、これらで対応できない場合は、警察官職務執行法を根拠として対応する。」旨の説明があった。

     委員から、「熊は増えているのか。それとも食料が減って町中に出て来たのか。」旨の質問があり、警察本部から、「気候変動による木の実等の不作が原因である旨の報道もある。」旨の説明があった。
  5. 佐渡警察署の開署について
      警察本部から、「11月2日、佐渡警察署が予定どおり開署した。11月1日、開署に先立ち佐渡警察署長に辞令交付した際、「統合して良かった。」と佐渡市民の方々から思ってもらえるように業務を運営することを指示した。また、昨日(11月5日)、警務部長を佐渡警察署に派遣し開署式を実施した。警務部長から佐渡警察署員に対し、初代の佐渡警察署員として誇りを持って勤務にあたるように訓辞した。」旨の報告があった。
  6. 新潟市西区女児殺害事件の公判について
      警察本部から、「明後日(11月8日)、新潟市西区女児殺害事件の初公判が予定されており、12月4日に判決公判の予定である。県警察として、公判への付添い支援等をしっかりと行いたい。」旨の発言があった。
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