公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和元年10月2日(水)午後1時00分〜午後4時30分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、小林委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、けいさつ相談室長代理、監察官室室長補佐、組織犯罪対策第二課長、組織犯罪対策第二課課長補佐、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 警察職員等の援助要求に対する同意について
      警察本部から、「岩手県公安委員会から本県公安委員会に対し、ラグビーワールドカップ2019釜石開催に伴う警備の万全を期すため、警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員等の援助要求があったので、同意していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  2. 行政命令に伴う意見聴取の開催について
      警察本部から、暴力団幹部に対する用心棒行為等防止命令対象事案等について説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案19件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し18件、停止1件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について
      警察本部から、国家公安委員会宛てに届いたメールについて報告があった。
  2. 公安委員会宛て審査請求の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許証交付処分に関する審査請求について報告があった。
  3. 公安委員会宛て「事実の申告」の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに申出があった「事実の申告」について報告があった。
  4. 公安委員会宛て苦情に対する調査結果について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、事実関係調査結果の報告があった。
  5. 「令和元年新潟県被害者支援連絡協議会定期総会」及び「被害者支援講演 会」の開催について
      警察本部から、「警察と関係行政機関、団体等が緊密な連携を図り、被害者等のニーズに応じた支援活動を効果的に推進することを目的として設置された新潟県被害者支援連絡協議会は、11月15日、新潟県自治会館において定期総会及び講演会を開催する。」旨の報告があった。
  6. 職員の法令違反等の報告について
      警察本部から、警察職員の法令違反等に関する報告があった。
  7. 令和元年度「暴力団追放・銃器根絶県民大会」の開催について
      警察本部から、「暴力団の追放と銃器根絶に対する県民意識の高揚を図り、県民生活の安全安心の確保に資することを目的として、10月29日、新潟ユニゾンプラザにおいて、「暴力団追放・銃器根絶県民大会」を開催する。」旨の報告があった。
  8. 令和元年9月末現在の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「9月末現在の交通事故発生概況等について、発生件数は2,505件(前年同期比213件減)、死者数は58人(前年同期比13人減)、負傷者数は2,928人(前年同期比292人減)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「現在取締りの重点を置いている交通違反は何か。」旨の質問があり、警察本部から、「特に交差点関連違反及び横断歩行者妨害の取締りに重点を置いている。今後、忘年会シーズンとなることから、飲酒運転防止に向けた飲食店訪問を通じた広報や、飲酒運転取締りを強化したい。」旨の説明があった。
  9. 「令和元年度新潟県・新潟市総合防災訓練」への参加について
      警察本部から、「防災関係機関相互の連携を構築し、併せて地域住民の防災意識の高揚を図り、地域住民と防災関係機関との連携と協力体制の強化を図ることを目的として、10月12日、ハードオフエコスタジアムにおいて実施される新潟県・新潟市総合防災訓練に参加する。」旨の報告があった。

     委員から、「この訓練は、毎年実施されているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「毎年県内いずれかの市町村で実施されており、昨年(平成30年)は村上市及び粟島浦村において実施された。」旨の説明があった。
  10. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 新潟市東区山の下町地内における死体遺棄事件の検挙
5.その他
  1. 五泉警察署協議会への陪席結果について
      委員から、「9月24日(火)、五泉警察署協議会に陪席した結果について報告する。協議会に先立ち、協議会委員と7人の女性職員参加の意見交換会があった。女性職員7人の内訳は、警察官5人、一般職員2人で若手から中堅までの年齢層であった。7人はすべて既婚者であり、協議会委員からあった「仕事と家庭の両立」や「事案対応」に関する質問について、それぞれが自身の体験を交え意見を述べていた。続いた会議では、五泉署の様々な取組状況が分かった。大変有意義な協議会であり、感じたことを2点申し上げる。1点目は、「女性職員との意見交換会」に参加した感想である。県警では、現在の女性職員の採用が始まってから25年余が経過し、県下の女性職員が10%を超えたことは喜ばしいことである。以前は、警察組織はいわば完全な男性社会であったので、女性職員が多く採用されたことにより、女性の視点から見て気付くことがたくさんあるのではないかと思う。これは、警察組織に限ったことではなく、保育士や看護師のような女性の職場に男性が採用されたことにより、男性は女性社会では気付かない点もたくさんあると思う。「男性だから、女性だから」ということではなく、男女が積極的に意見を述べ、それぞれの特性を活かしながら業務に取り組むスタイルが定着しつつあると感じる。協議会委員は、様々な職種等を経験しているので、警察に対し忌憚のないアドバイスをすることにより、警察側は改善できる面はどんどん改善していただければ良いと思う。2点目は、「警察署の取組」についてである。管内の刑法犯認知件数や検挙件数、交通事故発生件数は前年に比べ減少しており、五泉署の取組効果が数値としてはっきりと現れていることが分かった。高齢者世帯を一軒一軒訪問し反射材を配付・貼付する活動や、交通事故発生状況の細かな分析・指導取締り、粘り強い警戒活動により車上狙い被疑者を検挙するなど、署員の地道な努力の積み重ねが数値の背景にあると感じ、頭が下がる思いであった。署長からは、商店街の「守れない、必要のない交通規制の見直し」に関する話題があり、協議会委員は活発に発言しており、とても印象に残った。世の中の情勢は刻々と変化していくが、ルールや規制は置き去りの状態になってしまうことがある。実態に即した対応のための改善は大変重要であるので、協議会委員をはじめとした地域住民の方は、警察に対し様々な場面において民意を伝えていただきたい。」旨の報告があった。
  2. 妙高警察署協議会への陪席結果について
      委員から、「9月26日(木)、妙高警察署協議会に陪席した結果について報告する。妙高署協議会では、委員から忌憚のない質問や意見、要望が活発に行われ、非常に有意義であった。署長の概況説明では、妙高署管内の交通事故や犯罪発生件数が少ないと聞いたが、これは妙高署員が日頃から努力されている成果だと思う。一方、一点気になったことは、侵入窃盗の話の中で、管内の施錠率が58.3%と低い話があり、茨城県で無施錠の一軒家が襲われ住人が殺傷される事件があり、施錠率を高める取組も必要ではないかと感じた。前回の協議会では、「管内の外国人の数が増加したが、挨拶をしても返事をしない外国人に不安を感じる。」という住民の声の話が出たようだが、最後の講評では、住民が不安に感じていることへの対応を着実に実施し、安心安全が広がっていくようにお願い申し上げた。協議会に先立ち、妙高署管内の過去の交通死亡事故現場3箇所を視察した。いずれの現場でも、運転中の油断や焦りが大事故につながることが分かり、安全運転の原点に回帰されたら良いと感じた。協議会では、委員から微に細に、住民でなければ気が付かないような意見や、独り暮らしの高齢者の声として、特定商取引法に絡むクーリングオフ制度に関する報告があり、これについて議論するなど、協議会が有効に機能していると感じた。質疑の中では、高齢者の万引きが増加しており、原因として「お金が無いのではなく「もったいない」という意識から盗んでしまう。」という話があったが、私も同じように飲酒運転する人には、運転代行やタクシーの代金が「もったいない」という意識があるのだと思う。これは「人間の弱さ」であり、これらの防止のため日頃の警ら活動、指導取締りを浸透させ、抑止を図っていただきたい。運輸事業者では、毎朝始業前に飲酒検査を行っているが、単にアルコールの数値が出るか出ないかだけではなく、繰り返し実施することで安全運転の意識が高まると考えている。同様に、「定期的に警察官が家庭等を訪問することで住民の安全に対する意識が高まり、犯罪の抑止効果があるほか、相談もしやすくなると思う。」旨私から申し上げた。妙高署協議会は、神経が張り巡らされているかのように、住民の気持ちが吸い上げられて伝わってくる会であった。非常に勉強になり、今後の公安委員会活動に役立てていきたいと思う。」旨の報告があった。
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