公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和元年8月21日(水)午後1時00分〜午後4時30分
2.出席者
山田委員長、阿部委員、小林委員、鍋谷委員、津野委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、警務課課長補佐、許認可管理センター長、警備第一課課長補佐、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 警察職員等の援助要求について
      警察本部から、「秋田県公安委員会から本県公安委員会に対し、全国豊かな海づくり大会に伴う警衛警備の万全を期すため、警察職員等の援助要求があったので、同意していただきたい。また、9月に本県で開催される第34回国民文化祭及び第19回全国障害者芸術・文化祭に伴う警衛警備のため、北海道公安委員会ほか関係する13都府県公安委員会等に対し警察職員等の援助要求を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、それぞれ原案どおり決定した。
  2. 公安委員会宛て要望書の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた文書について報告があり、審議の結果、文書の受理と通知文を決定した。
  3. 法律の改正等に伴う新潟県警察組織規則及び新潟県公安委員会の事務の専決に関する規則の一部改正について
      警察本部から、「放射性同位元素等の規制に関する法律及び重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律に関し、法律の題名変更に伴い規則を改正したい。また、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に関し、事務の合理化・効率化の観点から、新潟県公安委員会の事務の専決に関する規則を一部改正したい。」旨の報告があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 新潟県暴力団排除条例の一部改正について
      警察本部から、「新潟県暴力団排除条例の一部を改正したい。」旨の報告があった。
  5. 議運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案33件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し33件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について報告があった。
  2. 公安委員会宛て審査請求の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許証交付処分に関する審査請求について報告があった。
  3. 公安委員会宛て情報公開請求の受理について
      警察本部から、公安委員会宛てに届いた情報公開請求について報告があった。
  4. 新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間・全国地域安全運動の実施について
      警察本部から、「県、警察及び防犯協会が関係機関・団体と緊密に連携し、県民総ぐるみで地域安全活動に取り組むことにより、県民の防犯意識と行動の一層の浸透と定着を図り、安心して暮らせる地域社会の実現を図ることを目的として、10月11日から10月20日までの10日間、「新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間・全国地域安全運動」を実施する。運動期間中の10月15日には、新潟ユニゾンプラザにおいて「新潟県犯罪のない安全で安心なまちづくり県民大会2019」を開催する。」旨の報告があった。

     委員から、「不審者情報が記載された掲示物が公民館などに掲示されているが、昨年(平成30年)5月の新潟市西区の女児殺害事件以降、地域住民の方が掲示物を見る姿を見掛けるようになり、見守る目が増えて良いことだと感じた。他方、掲示物に落書きで「この不審者は自分だ。」等と心ないことを書き込む者もおり、大変残念に思う。最近は冷暖房が普及し、窓を閉め切っている家が多いため、外の様子を自宅内から把握することはできない。子供たちの下校時刻もバラつきがあり、時間を決めてボランティアが見守ることは困難となっている。西区では時間を決めず、犬の散歩や買い物などで腕章をつけ外出する「ながら見守り」を行っており、大変すばらしい試みだと思う。」旨の発言があった。

     委員から、「ながら見守りが広がってきているが、事あるごとに呼びかけていかないと忘れてしまうことが懸念される。先日の新潟まつりで、幼児の迷子を見つけても誰も声をかけない状況があり、私が声をかけた。「ながら見守り」を知っていても、意識していなければ効果がない。繰り返し呼びかけを行うようお願いする。」旨の発言があった。

     委員から、「「見守り中」等のマグネットステッカーを配布して車両に貼って見回りを行うと、非常に効果があると思うので、可能であれば実施してもらいたい。」旨の発言がありった。また委員から、「企業などは付けているところもあるが、費用がかかる。」旨の発言があり、警察本部から、「企業などには貼付に協力していただいている。」旨の説明があった。
  5. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(令和元年7月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「7月末のストーカー事案の認知件数は358件(前年同期比59件減)、事件検挙は、ストーカー規制法違反は15件(前年同期比3件増)、刑法犯等の検挙は16件(前年同期比11件減)であり、DV事案の認知件数は940件(前年同期比48件増)、保護命令違反の検挙は1件(前年同期比1件増)、刑法犯等の検挙は154件(前年同期比35件増)であった。児童虐待取扱件数は548件(前年同期比142件増)、児相通告件数は390件(前年同期比108件増)、事件検挙は18件(前年同期比1件減)であった。高齢者虐待取扱件数は331件(前年同期比67件増)、検挙件数は51件(前年同期比10件増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「児童虐待の身柄付通告と身柄無し通告の違いは何か。」旨の質問があり、警察本部から、「危険性の高い事案は身柄付通告としている。」旨の説明があった。
  6. 令和元年7月末現在の犯罪情勢について
      警察本部から、「7月末現在の犯罪情勢は、全刑法犯の認知件数は6,173件(前年同期比224件減)、検挙件数は3,343件(前年同期比131件増)、検挙人員は1,905人(前年同期比35人減)、検挙率は54.2%(前年同期比4.0ポイント増)であった。特殊詐欺の認知件数は75件(前年同期比6件減)、被害額は1億5,107万円(前年同期比370万円減)であった。」旨の報告があった。
  7. 令和元年秋の全国交通安全運動の実施について
      警察本部から、「9月21日から9月30日までの10日間、「子供と高齢者の安全な通行の確保」、「高齢運転者の交通事故防止」、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」を重点とした秋の全国交通安全運動を実施する。」旨の報告があった。

     委員から、「横断歩道で止まる車が増加したと感じており、県警の指導取締りが徹底された効果であると思う。」旨の発言があり、警察本部から、「広報と指導取締り両面で推進しており、信号機のない横断歩道でも歩行者がいる場合は止まるようさらに啓発を図る。」旨の説明があった。

     委員から、「最近スクランブル交差点が増えているように感じているが、事故の抑制効果があるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「歩行者事故を防ぐ目的で歩車分離式交差点の設置は以前から進めている。本年(令和元年)7月末現在の交差点事故による死者数は減少しており、一定の成果はあると考えられるが、なお5割超が交差点事故であり、交通事故総数、交通事故死者数を減らしていく取組を進めたい。」旨の説明があった。委員から、「黄色信号で交差点に無理に突っ込んで来る車を多く見かける。交通安全運動で、広報や指導を進めていただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「歩車分離式交差点は、学校付近にあるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「歩車分離は、歩行者の通行が多い箇所で実施している。」旨の説明があった。

     委員から、「交通事故と直接関係ないことであるが、以前ある大学前の町内のゴミステーション付近に学生がゴミ等を投棄するため町内から苦情が多く寄せられた。その後、「学生の品位を示そう。」という看板が立ち、どこのステーションよりもきれいになったという。注意をするだけではなく、改善された際には良くなったと伝えてやることも必要であり、そうすることで、以前の行いを反省する。また、歩行者のある横断歩道で車がよく止まるようになったとのことであるが、良くなったということを広報し情報発信すると、さらに効果があるのではないか。」旨の発言があった。

     委員から、「時差式信号機は、対向側信号が赤になっていることが分からないため、矢印式信号機を効果的に使えば時差式信号機は不要ではないか。」旨の発言があった。

     委員から、「交差点事故が全体の5割超とのことであるが、以前テレビで横断歩道を斜めにすることで右折時のドライバーの視野が広がるという話をしていたが、実際に効果があるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「横断歩道を斜めにする効果については把握していないが、交通安全教育などにおいて、ドライバーが意図的に頭を動かすなどして確認するように指導している。」旨の説明があった。
  8. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 特殊詐欺未遂事件の検挙
5.その他
  1. 公安委員長就任あいさつ
      委員長から、「この度、委員長という重責を賜り、微力ながら務めさせていただく。現委員の中にも委員長経験者がおられるので、ご助力をいただきながら職責を全うしたい。」旨の就任挨拶があった。
  2. 県職員給与の臨時的削減について
      警察本部から、「8月20日夕方ニュース及び8月21日朝刊記事で、県職員給与の臨時的削減の報道があった。県財政の極めて厳しい状況をふまえ、知事20%、副知事15%、部長級職員10%の削減について、9月県議会で議案が認められれば、令和元年11月1日から令和6年3月31日まで行われる。」旨の発言があった。
  3. 「国民文化祭」等に伴う行幸啓の決定について
      警察本部から、「9月16日、17日に行われる「国民文化祭」等の行幸啓について8月16日正式に公表、報道された。朱鷺メッセで行われる「国民文化祭」及び地方事情御視察先として、新潟ふれ愛プラザ、新潟日報メディアシップにある會津八一記念館に御訪問される。県警の総力を挙げて準備を進める。」旨の発言があった。
〒950-8553 新潟市中央区新光町4-1 新潟県公安委員会 代表025-285-0110
Copyright(c) Niigata Prefectural Public Safety Commission,All right reserved.