公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
令和元年5月15日(水)午後1時00分〜午後5時10分
2.出席者
津野委員長、武井委員、山田委員、阿部委員、小林委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、総務課副参事、監査室長、会計課副参事、訟務官、監察官室室長補佐、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
      公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出文書を閲覧、審議し、警察本部において申出内容について事実関係を速やかに調査することを指示した。
  2. 新潟県公安委員会等の権限に属する事務に係る手数料条例の一部改正等について
      警察本部から、「地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正予定に伴い、警備業法第42条第2項第1号に規定する「機械警備業務管理者講習」の手数料に係る条例の一部改正案を6月県議会に提出したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり承認した。
  3. 令和元年度新潟県留置施設視察委員会委員の任命について
      警察本部から、「「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」及び「新潟県留置施設視察委員会条例」に基づく新潟県留置施設視察委員会の委員5人について、本年5月31日をもって1年の任期が満了することから、本年度の委員として関係団体から推薦のあった新任1人、再任4人を6月1日付けで任命したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 運転免許取消処分に対する行政訴訟に係る審査資料(写し)の裁判所への提出について
      警察本部から、「2月1日、新潟地方裁判所に提起された運転免許取消処分に対する行政訴訟に関して、被告(新潟県)側から同裁判所に証拠として審査資料(写し)を提出したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり承認した。
  5. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案26件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し26件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について
      警察本部から、「国家公安委員会宛てにメールが届いたことから、対応について審議していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、対応を決定した。
  2. 令和元年度の会計定期監査実施計画について
      警察本部から、「6月上旬から12月上旬までの間、全68所属(本部38所属、30署)に対し、会計の監査に関する規則及び新潟県警察の会計の監査に関する訓令に基づく会計監査と併せ、国有物品検査及び遺失物検査を実施する。また、同監査に同行して関東管区警察局の会計経理指導が本部、警察署各1所属に対して実施される。」旨の報告があった。

     委員から、「管区局の同行指導の頻度はどのくらいか。」旨の質問があり、警察本部から、「毎年実施される。」旨の説明があった。
     委員から、「会計職員の個々面接は新たな取組か。何人くらい実施するのか。」旨の質問があり、警察本部から、「以前から実施しており、全ての会計課員と面接し、多い所属で8人程度である。」旨の説明があった。

     委員から、「長年慣例で行っていると問題が発生することもあるが、ひとつひとつ真摯に改善していかなければならない。遺漏のないようお願いする。」旨の発言があった。
  3. 令和元年春の勲章伝達式について
      警察本部から、「5月27日、県庁西回廊講堂において令和元年春の勲章伝達式を実施する。今回、危険業務従事者として勲章を受章する本県元警察官は31人(瑞宝双光章17人、瑞宝単光章14人)である。」旨の報告があった。
  4. 「登下校時の子供の安全確保に関する取組」について
      警察本部から、「平成30年6月22日、登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議において決定された「登下校防犯プラン」施策のひとつとして「ながら見守り」の推進が掲げられており、5月16日、県内4団体に対し、業務に支障のない範囲における「ながら見守り」の協力を要請する。同要請は、平成30年12月17日、本年2月1日に続き3回目となる。」旨の報告があった。

     委員から、「格式ばっておらず非常に参加しやすい取組で、どんどん広がることを期待する。自宅前の通りは幼稚園児から大学生までの通学路になっているが、ある時、子供の大きな声が聞こえ見に行くと、周囲の住民も関心を持ち集まって来た。事件などではなかったが、このように関心を持って見守ってもらうことにより、様々な事件を予防できると感じた。様々な業種の方の参加が増えると良いと思う。」旨の発言があった。
  5. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(平成31年4月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「本年4月末のストーカー事案の認知件数は249件(前年同期比9件増)、事件検挙については、ストーカー規制法違反は8件(前年同期比2件増)、刑法犯等の検挙は8件(前年同期比6件減)であり、被害者の年齢別割合では20歳代から40歳代が多く、また50歳代以上の高齢者の割合が増加している。DV事案の認知件数は639件(前年同期比103件増)、保護命令違反の検挙は1件(前年同期比1件増)、刑法犯等の検挙は97件(前年同期比24件増)であり、被害者の年齢別割合では20歳代から40歳代が多く、また60歳代以上の高齢者の割合が増加している。児童虐待事案取扱件数は273件(前年同期比75件増)、児童相談所通告件数は211件(前年同期比74件増)、事件検挙は9件(前年同期比1件減)であった。高齢者虐待事案取扱件数は161件(前年同期比23件増)、市町村への通報件数は138件(前年同期比19件増)、検挙件数は30件(前年同期比8件増)であり、被害高齢者との関係では夫婦間のDVが増加している。」旨の報告があった。
  6. 平成31年4月のストーカー規制法に基づく禁止命令等の実施について
      警察本部から、「本年4月中、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令を4件実施し、1月から4月までの禁止命令は、10件(前年同期比6件増)となった。」旨の報告があった。
  7. ゴールデンウィーク期間中における山岳遭難の発生状況について
      警察本部から、「ゴールデンウィーク期間中(4月27日から5月6日までの10日間)における山岳遭難は14件発生し、遭難者は14人(うち死者3人)であった。」旨の報告があった。
  8. 平成31年4月末現在の犯罪情勢について
      警察本部から、「4月末現在の犯罪情勢は、全刑法犯の認知件数は3,281件(前年同期比84件減)、検挙件数は1,988件(前年同期比119件増)、検挙人員は1,094人(前年同期比3人増)、検挙率は60.6%(前年同期比5.1ポイント増)であった。また、4月末現在の特殊詐欺の認知件数は46件(前年同期比3件増)、被害額は6,953万円(前年同期比4,361万円減)であった。高齢者被害は46件中32件、被害額5,983万円で、オレオレ詐欺23件全てが高齢者被害であった。未然防止は50件(前年同期比19件減)であった。」旨の報告があった。
  9. 平成31年4月末現在の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「本年4月末現在の交通事故発生概況等について、発生件数は1,112件(前年同期比91件減)、死者数は22人(前年同期比6人減)、負傷者数は1,291人(前年同期比128人減)であった。交通事故発生件数は年々減少しているが、高齢加害者事故は減少率が低く構成率が増加している。」旨の報告があった。

     委員から、「ある県は横断歩道で歩行者がいた場合、きちんと車が止まるための運動をしているが、県民の意識を改めるには取締りを行って啓蒙活動を行うしかないと思う。」旨の発言があり、警察本部から、「取締りを行う姿を見せること及び継続した交通安全広報・教育を実施し、交通事故の抑止を図っていく。」旨の説明があった。

     委員から、「先日、運転免許証の更新時において高齢運転者講習を受講し車両の実技検査を受けた際に、他の受講者が脱輪したり、縁石の乗り上げやポールに接触するなどしていた。また、前回の高齢者講習時に受けた検査が、今回の講習時にはなかった。高齢者は時間の経過による身体機能の衰えを実感することから、同じ検査を実施した方がよいと思う。」旨の発言があり、警察本部から、「平成29年の道交法改正までは3時間の講習1種類であったが、改正後は合理化講習の2時間と、高度化講習の3時間に分かれたものであり、認知機能検査の結果に応じて行っている。」旨の説明があった。

     委員から、「毎年5月は子供の事故が増えており、登下校への慣れなどに起因すると思われる。今年は連休も長かったため発生件数は少ないが、まだ油断はできないため引き続き子供の交通事故防止対策に努めてもらいたい。」旨の発言があり、警察本部から、「現在行っている春の全国交通安全運動の重点として子供・高齢者の交通事故対策を進める。」旨の説明があった。
  10. 「G20新潟農業大臣会合」の警備実施結果について
      警察本部から、5月11日から5月12日まで、新潟市中央区の「朱鷺メッセ」を会場として行われたG20新潟農業大臣会合の警備実施結果について報告があった。

     委員から、「警備実施は何事もなく終了することが当然とみられており、どれだけの御労苦があったか承知している。感謝申し上げる。」旨の発言があった。
  11. 初任科第387期学生の現状等について
      警察本部から、4月1日採用の初任科第387期学生(短期課程・長期課程)の現状等について報告があった。

     委員から、「指導巡査は何人いるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「男性1人、女性1人である。教官が聞くよりも学生が心を開きやすいことから、非常に活躍している。」旨の説明があった。

     委員から、「大勢の中には適格性を欠く者もいる。卒業すれば現場の警察官として勤務をするので、適格性を判断する必要がある。仕事に合わないということを自覚させることも大切である。」旨の発言があった。

     委員から、「初任科入校は適格性があるか否かをしっかり見極めるために重要な期間である。昨今の判断力を欠くような不祥事案を防ぐためにも、しっかり指導を行ってもらいたい。」旨の発言があった。
  12. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
       ○ 4月中の福祉犯事件の検挙について
       ○ 出入国管理及び難民認定法違反事件の検挙について
       ○ わいせつ誘拐事件の検挙について
       ○ 特殊詐欺事件の検挙について
5.その他
  1. G20新潟農業大臣会合警備実施について
      警察本部から、「本県は、全国の先陣を切ってG20関連会合の警備実施を行うものであり、年当初から県警察の真価が問われる警備であると指示してきた。無事に警備を終了し、しっかり県警察の仕事ぶりを示すことができた。県知事からも、「G20会合中、随所で県警察の姿を見受け、非常に心強かった。」旨の言葉をいただいた。今後、大阪の首脳会議、本県の国民文化祭行幸啓が予定されており、今回以上の大規模な警衛・警備実施となるため、万全の準備を進めていく。」旨の発言があった。
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