公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成31年2月20日(水)午後1時00分〜午後5時10分
2.出席者
津野委員長、武井委員、山田委員、小林委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、人事管理官、許認可管理センター長、少年課長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 人事案件について
      警察本部から、「地方警務官の人事異動及び警察本部長の職務代行者の指定順位について、同意をいただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり同意した。
  2. 長岡警察署協議会委員の辞職承認について
      警察本部から、「2月4日、長岡警察署協議会委員から辞職願が提出されたことから、辞職を承認していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

    委員から、「後任者は残りの任期となるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「そのとおりである。」旨の説明があった。

    委員から、「第4回長岡警察署協議会開催時に後任者が決定しなくても、後任者が不在のまま開催するのか。」旨の質問があり、警察本部から、「そのとおりである。」旨の説明があった。
  3. 警備業者等に対する行政処分について
      警察本部から、「本日(2月20日)、公安委員会委員長を主催者として行った警備業法違反に係る警備業者等に対する聴聞結果に基づき、行政処分を決定していただきたい。」旨の説明があり、被聴聞者に対する行政処分を決定した。
  4. 少年指導委員の委嘱について
      警察本部から、「公安委員会は、少年補導及び少年健全育成に障害を及ぼす行為を防止し、少年の健全育成に資するための活動を行うことを目的として少年指導委員を委嘱しており、同委員の2年間の任期が満了することから、管轄警察署長から推薦のあった83人(新任12人、再任71人)を4月1日付けで委嘱したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  5. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案18件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し18件の行政処分を決定した。

 

4.報告事項
  1. 警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について(平成30年12月末)
      警察本部から、「平成30年中の警察宛て苦情の受理は66件(前年比1件増)であり、そのうち非あり苦情は12件(前年比4件増)であった。」旨の報告があった。
  2. 平成30年中におけるけいさつ相談の受理状況について
      警察本部から、「平成30年中における警察宛て相談の受理は69,913件(前年比10,672件増)であり、そのうち重要相談は7,491件(前年比709件増)であった。」旨の報告があった。

    委員から、「相談は、5月に上向いているが、相談受理件数増加の要因は、ストーカーやDVなどの人身安全関連事案の増加が関係しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「人身安全関連事犯の増加もあるが、一番の要因は、架空請求関係相談の増加である。」旨の説明があり、委員から、「架空請求はがき等の相談が増加しているとのことであるが、警察に届出しない者もおり、統計よりも多くの発生が潜在しているのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「委員御指摘のとおり、架空請求のはがきなどが届いても警察に届出しない方もいるため、実際は、統計の数よりも多く発生していると思われる。」旨の説明があり、委員から、「私が聞いた話だが、ある方が架空請求はがきを持って交番に届出したところ、対応した警察官は、「そんなのは連絡しないでくださいね。」などと言ったため、その方は、「警察に届けなくてもよいのかな。」と思ったとのことである。私自身、架空請求のはがきが届いた際は、警察に届出するが、警察に届出することにより、より実情に沿う統計が得られるのではないのか。」旨の質問があり、警察本部から、「届出していただくことで、ほかの住民などに対しても注意喚起することができる。」旨の説明があった。

    委員から、「私のところにも同様の相談が来ており、その際は、「無視すればよい。」と答え、「警察にも届出しなさい。」とは言っていない。警察にも届け出るよう言ったら良いのか。」旨の質問があり、警察本部から、「情勢を把握するためにも情報提供していただければ有り難い。」旨の説明があった。

    警察本部から、「通常、相談で交番や駐在所に訪れた方には、「はがきなどは、無視してください。」と助言しており、その相談状況について相談簿等を作成しているため、相談数が統計に計上される。」旨の説明があった。

    委員から、「県民に対して、「心あたりがない変なはがきが届いた場合は、ちゃんと警察に届出してくださいね。」という点についてよく説明すれば、「警察に届出しなくても良い。」という誤った思いを抱かないと思うので、指導についてよろしくお願いしたい。」旨の発言があった。

    警察本部から、「委員が御指摘するように、「無視してください。」という指導だけでは、言葉足らずの面があり、県民は、「警察に届出しないでください。」と感じ、誤解が生じてしまうおそれがある。何らかの機会に、現場の警察官に対しては、親切丁寧な対応に心掛けるよう指導したい。」旨の発言があった。
  3. 平成30年中における感謝・激励の受理状況について
      警察本部から、「平成30年中における警察宛て感謝・激励の受理は、778件(前年比208件増)であった。」旨の報告があった。
  4. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(平成31年1月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「1月末のストーカー事案の認知件数は98件(前年同期比12件増)、事件検挙は、ストーカー規制法違反は1件(前年同数)、刑法犯等の検挙は3件(前年同数)であり、DV事案の認知件数は217件(前年同期比39件増)、保護命令違反の検挙は0件(前年同数)、刑法犯等の検挙は23件(前年同期比10件増)であった。児童虐待事案取扱件数は63件(前年同期比2件増)、児童相談所通告件数は55件(前年同期比15件増)、事件検挙は2件(前年同数)であった。高齢者虐待事案取扱件数は35件(前年同期比1件減)、市町村への通報件数は31件(前年同数)、検挙件数は5件(前年同期比3件増)であった。」旨の報告があった。

    委員から、「本日(2月20日)の新聞に、県と新潟市、県警察は、児童虐待事案への対応時の情報共有の基準などを定める取決めを行ったとの記事が掲載されていたが、何がこれまでと違うのか。」旨の質問があり、警察本部から、「取決めの内容は、警察から児童相談所へ提供する情報、児童相談所から警察へ提供する情報及び情報の提供先などであり、文書で明確に示した。」旨の説明があり、委員から、「警察と児童相談所が、互いに壁のないスムーズな連携を構築することを期待している。」旨の発言があった。

    委員から、「千葉県野田市の児童虐待事案では、市教育委員会が加害者である父親に脅されて被害児童の情報を提供してしまったが、なぜ、警察に相談しなかったのか疑問である。気軽に警察へ相談すれば、有効なアドバイスができたはずである。警察と児童相談所等は、緊密に連携を図る必要がある。」旨の発言があり、警察本部から、「今回の取決めには、児童相談所から警察に提供する情報の中に、「保護者が児童の安全確認に強く抵抗を示すことが予想される事案」など、具体的な事項が盛り込まれている。」旨の説明があった。
  5. 福祉犯(児童買春・児童ポルノ製造等・県青少年健全育成条例違反等)の検挙状況について(平成30年中)
      警察本部から、「平成30年中における福祉犯罪の検挙は139件(前年比2件減)、検挙人員は、過去5年間で最高の113人(前年比1人増)であった。」旨の報告があった。
  6. サイバー犯罪対策の概況(H30年)について
      警察本部から、「平成30年中におけるサイバー犯罪の検挙は223件(前年比27件減)、サイバー犯罪等に関する相談受理件数は3,085件(前年比422件増)であった。」旨の報告があった。
  7. シートベルト・チャイルドシート着用強調月間の実施について
      警察本部から、「3月1日から3月31日までの1か月間、県民にシートベルトとチャイルドシートの着用の必要性を訴えるとともに、正しい着用を徹底し、交通ルールの遵守及び交通事故発生時の被害の防止・軽減を図ることを目的として、シートベルト・チャイルドシート着用強調月間を実施する。」旨の報告があった。
  8. CM広報を活用した交通死亡事故抑止対策の緊急実施について
      警察本部から、「昨年(平成30年)、県内では高齢者をはじめとする横断歩行者が被害に遭う交通死亡事故が多発したことから、テレビCM、ラジオCM、新聞紙面広告を活用し、運転者に対して横断歩行者保護のルールを再確認させることや、道路利用者全ての交通安全意識の高揚を図ることを目的に、交通死亡事故抑止対策を緊急実施する。」旨の報告があった。

    委員から、「CMで視覚や聴覚に訴えるのは非常に効果的である。」旨の発言があり、警察本部から、「その日の道路環境に応じた具体的な注意喚起をしていきたい。」旨の説明があり、委員から、「私の会社では、比較的業務が落ち着く冬期に、複数の班に分けて、職員に対する交通事故防止講習を実施している。また、アルコールチェッカーによる検査を取り入れたところ、検査することが生活の一部となり、二日酔いなどによる飲酒運転の防止を図っている。」旨の発言があり、警察本部から、「毎朝のアルコールチェックは、非常に有効である。」旨の発言があった。
  9. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
    ○ 不正アクセス禁止法違反事件の検挙
    ○ 特殊詐欺事件の検挙
5.その他
  1. 新潟中央警察署協議会出席結果について
      委員から、「2月8日、新潟中央警察署協議会に出席し、「大変すばらしい協議会であり、内容の濃い協議会であった。」ということを実感した。新潟中央署管内には、官公庁、教育機関、商店街、歴史文化施設等、主要な施設が多くあり、新潟中央署の業務の特徴であるとも感じた。新潟中央署では、協議会開催にあたり、事前に各委員から意見・要望等を受けており、各委員は、質疑等では、警察署に対し感謝を伝え、様々提言している様子は素晴らしく、これは警察署のエネルギーにもなり、大切なことだと感じ、他の警察署協議会でも紹介したいと感じた。協議会の橋会長は、冒頭の挨拶で、会長自身が3期満了することを受け、「協議会委員の任期中は、人生の中で重要な時期であり、委員を務めることは責務ではなく、権利として捉え、ぜひ3期満了まで務めていただきたい。」旨、お話をされていた。出席した委員から、「西区事件」を受けた「防犯カメラ」の設置や、今話題となっている「児童虐待」等に関する質疑があり、委員の関心の高さが伺われた。特に、「防犯カメラ」については、「町内で設置する場合、1台4〜5万円かかり予算がなく大変だ。」という話があり、小林署長から、「新潟中央署では、「署運用基準」を定め、運用管理を適正に行い、自前で5か所(中央・白山駅前・松波町・附船・有明台)の交番に街頭防犯カメラを設置し、1月22日から試験運用中である。署員による作業のため作業費がかからず、1台5万円未満でした。」旨の話があった。私からは、小林署長に対し、「防犯カメラの試験運用にあたり、何か課題があれば出してほしい。」旨をお伝えした。新潟県では「西区事件」があり、防犯カメラについては全国先進県と感じており、先の知事との面談でも話題にしている。今後に向けて、警察のリーダーシップはもとより、地域の防犯力を高めることが必要であると感じている。協議会の最後には、新潟中央署協議会から小林署長に対する感謝状と記念品の贈呈があり、大変感動した。」旨の報告があった。
  2. 選挙違反取締りについて
      警察本部から、「本日(2月20日)、県警察では、事前運動取締本部を設置した。既に警告事案もあり、重大違反は検挙、軽微な違反は警告する方針で、公平公正な取締りを行う。」旨の報告があった。
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