公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成30年12月19日(水)午後1時00分〜午後4時10分
2.出席者
津野委員長、武井委員、山田委員、阿部委員、小林委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、運転免許センター長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
      公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。
  2. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案22件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し19件、停止3件の行政処分を決定した。
  3. 指定講習機関の新規指定申請について
      警察本部から、「新潟市西蒲区の巻中央自動車学校から公安委員会に対し、運転免許取消処分者に対して実施する取消処分者講習実施機関の新規指定申請がなされたことから、同校を指定したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について
      公安委員会宛てに届いた文書について報告があった。
  2. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(平成30年11月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「本年11月末のストーカー事案の認知件数は584件(前年同期比7件減)、事件検挙は、ストーカー規制法違反は17件(前年同期比15件減)、刑法犯等の検挙は35件(前年同期比2件減)であり、DV事案の認知件数は1,285件(前年同期比70件増)、保護命令違反の検挙は0件(前年同期比1件減)、刑法犯等の検挙は207件(前年同期比36件増)であった。児童虐待事案取扱件数は659件(前年同期比162件増)、児童相談所通告数は465件(前年同期比111件増)、事件検挙は30件(前年同期比10件増)であった。高齢者虐待事案取扱件数は419件(前年同期比125件増)、市町村への通報件数は370件(前年同期比144件増)、検挙件数は63件(前年同期比24件増)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「70歳以上の高齢者のDVが増加しているとの説明であったが、認知症などの影響もあるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「認知症に関する統計はとっていないが、報告に挙がってくる70歳以上のDVや高齢者虐待事案を見るに、当事者のどちらかに、認知症を患っているケースがかなり増えていると感じる。」旨の説明があった。
  3. 平成30年11月末現在の犯罪情勢について
      警察本部から、「本年11月末現在の犯罪情勢は、全刑法犯の認知件数は10,310件(前年同期比1,354件減)、検挙件数は5,315件(前年同期比452件減)、検挙人員は3,279人(前年同期比186人減)、検挙率は51.6%(前年同期比2.2ポイント増)であった。また、特殊詐欺の認知件数は131件(前年同期比57件減)、被害額は3億2,562万円(前年同期比1億9,818万円減)であった。」旨の報告があった。

     委員から、「県民の体感治安に直結する重要犯罪の検挙率が高いことは非常に良い。是非、今後も頑張っていただきたい。」旨の発言があり、警察本部から、「今後も重要犯罪検挙に力を入れたい。」旨の発言があった。
  4. 薬物乱用防止イメージソングの作成と発表について
      警察本部から、「若年層に対し、より薬物乱用の危険性、誘惑から断る勇気を浸透させるため、テレビ等でおなじみの南魚沼出身シンガーソングライター「TSUNEI(ツネイ)さん」に協力を求め、薬物乱用防止イメージソングを作成したので、今後の薬物乱用防止広報啓発活動に生かしていく。」旨の報告があった。

     委員から、「イメージソングは、県警察のホームページに掲載されるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「来年(平成31年)1月中には、掲載したいと考えている。」旨の説明があった。

     警察本部から、「昼休みに警察庁舎内で流すほか、部外で流してもらえるところにお願いするなど検討している。」旨の説明があった。

     委員から、「CDに録音して配布してはどうか。」旨の発言があり、警察本部から、「イメージソングは、県警察ホームページから無料でダウンロードできる。録音したCDを用意した上で、部外で流してくれるところにお願いする予定である。」旨の説明があった。

     委員から、「この「作詞TSUNEIwith組対一課」という点が良い。この曲が流れることで、職員皆さんの励みにもなるのではないか。」旨の発言があった。
  5. 交通事故死者100人の概要について
      警察本部から、「本年(平成30年)の交通事故による死者は、12月18日、  五泉署管内で発生した交通死亡事故により、100人となった。」旨の報告が  あった。

     委員から、「暗くなって、交通量が多くなる時間帯に交通死亡事故が発生している。」旨の発言があり、警察本部から、「昨年(平成29年)から、薄暮時間帯の対策を推進してきたが、抑止できない部分があった。」旨の発言があり、委員から、「私がそうであるように、年齢をとるにつれて、暗い服を好むようになる。外出する際は、「白い服」を着るよう呼び掛けることも重要だと思う。」旨の発言があり、警察本部から、「先日、新潟東警察署では、夜行反射材を活用したファッションショーを開催するなど、様々な機会を通じて呼び掛けているが、年配者ほど地味な服装になるため、今後も広報啓発活動を推進したい。」旨の発言があり、委員から、「高齢者の意識を変えるようにしたら良い。」旨の発言があった。

     委員から、「暗い服装を好むのは、県民性なのか。夜光反射材を配布しても付けない方が多いため、半強制的に着用してもらう策はないのだろうか。」旨の発言があり、警察本部から、「運動用品には、夜光反射材が貼付されているものが多いため、運動される方は、夜光反射材を身に付けてもらっているが、そのほかの方は、暗い服装になりがちである。」旨の発言があった。

     委員から、「冬に白い服装は、感覚的に寒く感じるが、暗い服は、温かく感じる。そのような感覚で、明るい服装から遠ざかっているのではないだろうか。」旨の発言があった。

    委員から、「黄色やピンク色などの明るい色をした防寒着を老人会から配布してもらうシステムを構築したら良い。」旨の発言があった。

     委員から、「トラクターなどの農耕車を運転中に交通死亡事故となったケースがあるが、農耕車を公道で運転するには、運転免許が必要であることが周知されていないのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「過去には、無免許で農耕車を運転していた者もいる。高齢で運転免許証を自主返納した後も、足代わりに農耕車を運転するケースもあるため、広報をしっかり行いたい。」旨の説明があった。

     委員から、「県警察や様々な関係団体が尽力していることに感謝している。各種月間では、確実に事故抑止が結果として表れていたので、今回の結果に意気消沈することなく、気持ちを切り替えて頑張っていただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「近年、ニュースや新聞で、県警察の活動が多く取り上げられており、良いことである。是非、今後も積極的に報道機関へ情報提供しながら、県警察の活動をアピールしていただきたい。」旨の発言があった。
  6. 長岡文化自動車学校の設置者変更について
      警察本部から、「長岡文化自動車学校の設置者が、平成31年1月1日に変更となる。」旨の報告があった。
  7. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 新潟県迷惑行為等防止条例違反事件の検挙
     ○ 9道府県一斉着手による児童ポルノ公然陳列事件の検挙
     ○ 持続的養殖生産確保法違反事件の検挙
     ○ 食品衛生法違反事件の検挙
     ○ 特殊詐欺事件等の検挙
5.その他
  1. 阿賀野警察署協議会出席結果について
      委員から、「12月6日、阿賀野警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。会議冒頭、協議会会長から、警察署協議会代表者会議で放映された「航空隊の救助活動」の映像に感銘を受けたことや、署の施策に対する住民の反響を報告するという加茂署協議会の事例などの紹介があった。犯罪情勢について説明があり、県内犯罪認知件数が減少傾向の中、阿賀野警察署管内は増加しており、主に侵入盗である。原因の多くは無施錠である。また、交通事故の約64%が高齢者であり、委員からは、高齢者の交通事故防止対策に関する質問や道路標示に関する質問などが挙げられ、警察署は、丁寧に説明していた。私の講評として、「協議会以外でも気付いたことは提言していただきたい。」とお願いするとともに、パトカーによる赤ランプ作戦や巡回中における注意喚起の必要性について呼び掛けた。協議会終了後、署員による特殊詐欺被害防止寸劇を拝見したが、率直な感想として、「これは騙されてしまう。」と感じた。実際の犯人は、本気で騙そうとすることから、騙される人が出てくる可能性が高くなる。改めて、特殊詐欺には、十分注意しなくてはいけないと認識したところである。」旨の報告があった。
  2. 県警察と粟島汽船株式会社との協定の締結について
      警察本部から、「本日(12月19日)午前中、粟島汽船株式会社と県警察との間で、「災害等緊急事態発生時における船舶による警備部隊等の輸送に関する協定」を締結した。」旨の発言があった。
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