公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成30年9月26日(水)午後1時00分〜午後4時30分
2.出席者
津野委員長、武井委員、阿部委員、小林委員、山田委員
警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、人事管理官、交通事故抑止対策室長、交通規制課長、運転免許センターセンター長補佐
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
      公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。
  2. 人事案件について
      警察本部から、「地方警察職員の人事異動について、御意見を頂きたい。」旨の説明があり、意見を述べた。
  3. 警察職員の援助要求に対する同意について
      警察本部から、「沖縄県公安委員会から本県公安委員会に対し、警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員の援助要求があったので、同意していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 運転免許関係の意見聴取等について
      交通部長から、運転免許取消対象事案38件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し36件、停止2件の行政処分を決定した。
  5. 交通規制の実施について
      交通部長から、「道路供用に伴う交通事故防止対策等のための設置及び交通規制の見直しに伴う廃止等について、合計9件の交通規制を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

     委員から、「一灯式信号機を廃止し、一時停止規制による交通安全対策を図るとのことであるが、具体的にはどのような道路標示や道路標識を整備するのか。」旨の質問があり、警察本部から「一時停止の道路標識を設置するほか、交差点手前の「止まれ」標示のヘリの部分に多少の段差を付けたり、交差点内に「十字」マークを標示するなど、運転者が認識しやすい対策を考えている。」旨の説明があった。

     委員から、「一時停止規制の方が一灯式信号機よりも事故防止の効果は高いのか。」旨の質問があり、警察本部から「昔に比べて、自発光式の道路標識など、視認性が高い製品が開発され、道路標識は日々進化しており、一灯式信号機よりも一時停止規制の方が見やすいと思われる。」旨の説明があった。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について(2件)
      公安委員会宛てに届いた文書について報告があった。
  2. イオンリテール株式会社との包括連携協定に基づく研修会の開催等について
      警察本部から、「10月10日、イオンリテール(株)会議室において、イオンリテール(株)人事教育担当幹部及びイオン各店従業員を対象に、同社と県警察との包括連携協定に基づく研修会を開催する。」旨の報告があった。
  3. 平成30年全国優良警察職員表彰の受賞者決定について
      警察本部から、「警察職員として長期にわたり職務に勉励し多くの功労をあげ、一般の模範と認められる者として、新潟中央署自動車警ら係長及び生活安全企画課許認可管理係長の2名が警察庁長官賞詞を受賞する。」旨の報告があった。
  4. ストーカー・DV事案及び児童・高齢者虐待事案対策の概況について(平成30年8月末)〔暫定値〕
      警察本部から、「本年8月末のストーカー事案の認知件数は462件(前年同期比46件減)、事件検挙は、ストーカー規制法違反は13件(前年同期比10件減)、刑法犯等の検挙は29件(前年同期比2件増)であり、DV事案の認知件数は996件(前年同期比4件減)、保護命令違反の検挙は0件(前年同期比1件減)、刑法犯等の検挙は142件(前年同期比13件増)であった。児童虐待事案取扱件数は486件(前年同期比144件増)、児童相談所通告数は340件(前年同期比105件増)、事件検挙は19件(前年同期比3件増)であった。高齢者虐待事案取扱件数は298件(前年同期比78件増)、市町村への通報件数は267件(前年同期比95件増)、検挙件数は43件(前年同期比10件増)であった。」旨の報告があった。
  5. スクールサポーターによる通学路等における安全確保に向けた活動状況について
      警察本部から、「本年1月から8月までの間、通学路の合同点検や環境の整備・改善、子供の危険回避に関する対策の促進など、スクールサポーターによる通学路等における安全確保に向けた活動を実施した。」旨の報告があった。

     委員から、「スクールサポーターの活躍は非常に有り難い。不審者情報の共有に関し、より詳細な情報を地域住民に提供できないのか。」旨の質問があり、警察本部から、「犯罪前歴などは、プライバシーの問題があるため、公開できない。一方、警察が認知した不審者情報は、届出人などの承諾を得た上で、地域住民や学校へ情報提供している。また、強制わいせつなどの事件情報は、犯罪捜査に影響するため、捜査部門と連携し情報提供を行っている。先般、関係閣僚会議で、「登下校防犯プラン」が策定されたが、「発生場所をもっと詳細に情報提供ができないのか。」との意見もあり、現在、県警本部で情報提供の方法について検討している。」旨の説明があり、委員から、「情報の取扱いは非常に難しいが、関係機関とよく連携して効率の良い情報提供に努めていただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「スクールサポーターは、管内の不審者情報について把握しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「各警察署の生活安全課が情報を集約し、当然、スクールサポーターとも共有しており、集約した情報は、防犯指導などに活用している。」旨の説明があり、委員から、「スクールサポーターは各署に必要である。」旨の発言があり、警察本部から、「大規模署は、一人ではとても足りない。」旨の発言があった。
  6. 交番等における受傷事故防止について
      警察本部から、「6月26日、富山市内の交番において、地域警察官が刺殺され、拳銃が奪取される事案に続き、9月19日、宮城県仙台市内の交番において、勤務中の地域警察官が来署した男に刃物で襲われ刺殺される事案等が発生していることから、交番等において取組を推進し、受傷事故防止に努めている。」旨の報告があった。

     委員から、「女性警察官が交番で単独勤務している様子を見かけるが、危険ではないのか。」旨の質問があり、警察本部から、「勤務の都合上、どうしても一人勤務になる場合がある。」旨の説明があり、委員から、「耐刃防護衣は、一人一着支給されているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「そのとおりである。」旨の説明があった。

     委員から、「交番は、カウンターが設置されているなど、一般市民が訪れすいような友好的なレイアウトではないのか。」旨の質問があり、警察本部から、「原則として、交番にはほとんどカウンターを設置している。比較的新しい交番は、正面にハイカウンター、脇にローカウンターが設置されているものもある。」旨の説明があった。

     委員から、「本県でも警察官が襲われる事件が発生しないとも限らない。やはり、いつ発生してもおかしくないという気構えで対応する必要がある。」旨の発言があった。
  7. 県下一斉交通死亡事故シャットアウト緊急対策実施結果について
      警察本部から、「9月14日から9月23日までの間、今年1回目である「県下一斉交通死亡事故シャットアウト緊急対策」を実施した。」旨の報告があった。

     委員から、「連日、交通死亡事故が多発し、新聞に様々な事業者や団体の交通事故防止に向けた取組が掲載されているが、このように気運が高まることで、数値としても目に見えて結果が出ているので、継続して今後も頑張っていただきたい。」旨の発言があり、警察本部から、「県民の皆さんが、新潟県の交通死亡事故発生件数が危機的な状況であると意識していただければ、抑止につながると考える。」旨の発言があった。
  8. 高齢者交通事故防止運動の実施について
      警察本部から、「10月1日から10月31日までの間、「ひろげよう 長寿社会へ 無事故の輪」をスローガンとし、「早めのライト点灯とこまめな切替え」、「道路横断時の安全確認と夜光反射材の積極的な活用」及び「高齢ドライバーの安全運転」を重点推進項目とした高齢者交通事故防止運動を実施する。」旨の報告があった。 
  9. 新潟シティマラソン2018開催に伴う交通対策の推進について
      警察本部から、「10月8日、新潟市内において新潟シティマラソンが開催されるため、所要の交通対策を実施する。」旨の報告があった。
  10. 平成30年度新潟県沿岸警備協力会連合会通常総会の開催について
      警察本部から、「10月4日、新潟県庁において、平成30年度新潟県沿岸警備協力会連合会通常総会を開催する。」旨の報告があった。
  11. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
    ○ 未成年者略取誘拐事件の検挙
    ○ 医師法違反事件の検挙
    ○ 廃棄物処理法(不法投棄)違反事件の検挙
    ○ 十日町市伊達における殺人事件の検挙について
    ○ 殺人未遂被疑者の現行犯逮捕と警察官の拳銃使用について
5.その他
  1. 初任科生の卒業式の実施について
      警察本部から、「明日(9月27日)、警察学校において初任科第386期生(短期課程)の卒業式を挙行する。」旨の報告があった。
  2. 南魚沼警察署協議会出席結果について
      委員から、「9月21日、南魚沼警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。南魚沼警察署管内は、非常に広大なエリアであることに加え、スキー観光客も多数訪れることから、警察業務では苦労されているのではないかという観点で拝見した。署協議会は、署長が委員に対して、詳細に説明しており、特殊詐欺や交通事故防止など、地道な活動が成果に結び付いていると感じられた。また、通学路における子供の安全対策については、私自身の考えとして、警察が介入すべきところは、しっかり介入すべきと考えている。数年前、栃木県で女子児童が誘拐される事件が発生したように、人通りの少ない田舎でも重大事件が発生する可能性がある。防犯カメラや街灯の設置は予算の問題もあるが、自治体と連携しながら、子供の安全安心のために尽力していただきたいとお願いした。」旨の報告があった。
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