公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成30年9月5日(水)午後1時00分〜午後5時00分
2.出席者
津野委員長、武井委員、阿部委員、小林委員、山田委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、監察官室長、監察官室課長補佐、運転免許センター長、交通事故抑止対策室長、運転免許センター長補佐
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
      公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、8月22日に報告を受けた調査結果を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。
  2. 行政文書公開請求に係る部分公開決定について
      警察本部から、「公安委員会宛てに提出された審査請求に関する行政文書公開請求につき、公開部分について決定したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 運転免許取消処分に係る審査請求の審理経過報告及び裁決について
      警察本部から、運転免許取消処分に係る審査請求について、審理経過の報告があり、裁決書案について、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案32件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し30件、停止2件の行政処分を決定した。
  5. 取消処分者講習新規指定校について
      警察本部から、「道路交通法の規定により、運転免許の取消処分を受けた者が再度運転免許を取得する際、必ず取消処分者講習を受講しなければならず、現在、当該講習実施機関は県内7機関であるところ、新たに指定したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
4.報告事項
  1. 公安委員会宛て審査請求の取下書受理について
      警察本部から、「放置違反金差押処分に係る審査請求について、審査請求人から「審査請求取下書」が提出されたため、事務手続を終了する。」旨の報告があった。
  2. 平成30年度警察署協議会代表者会議の開催について
      警察本部から、「10月22日、県自治会館において、平成30年度警察署協議会代表者会議を開催することとし、10月29日を予備日とする。」旨の報告があった。
  3. 平成30年度警察官採用9月試験の申込状況について
      警察本部から、「平成30年度の警察官採用9月試験の申込状況は、76人程度採用予定のところ436人、申込倍率5.7倍(前年比1.5ポイント減)であった。」旨の報告があった。
  4. CTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)神奈川への参加結果について
      警察本部から、「8月20日、神奈川県内で開催された、関東管区内等の各県警察、自治体、学生サイバー防犯ボランティア及び民間事業者等が参加するCTF競技で、本県サイバー犯罪対策課が警察部門第2位の成果を収めた。」旨の報告があった。

     委員から、「緊張感漂う中での競技だったと思うが、素晴らしい成果を挙げてもらった。本日(9月5日)午前中、科学捜査研究所などを視察したが、日々進化する技術に驚いている。今後も頑張っていただきたい。」旨の発言があった。
  5. 「暴力団追放・銃器根絶新潟県民大会」の開催について
      警察本部から、「暴力団の追放と銃器根絶に対する県民意識の高揚を図り、県民生活の安全安心の確保に資することを目的として、11月2日、新潟県民会館において、「暴力団追放・銃器根絶新潟県民大会」を開催する。」旨の報告があった。
  6. 平成30年8月末現在の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「本年8月末現在の交通事故発生概況等について、発生件数は2,430件(前年同期比368件減)、死者数は59人(前年同期比9人増)、負傷者数は2,865人(前年同期比511人減)であった。」旨の報告があった。
  7. 平成30年秋の全国交通安全運動の実施について
      警察本部から、「9月21日から9月30日までの10日間、「子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」及び「横断歩行者の保護」を重点とした秋の全国交通安全運動を実施する。」旨の報告があった。

     委員から、「依然として、横断歩行者に対する本県ドライバーのマナーは悪いのか。」旨の質問があり、警察本部から、「本県は、歩行者妨害の違反件数及び歩行者の死亡事故がともに多い。例として、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、止まらない車が多い。歩行者が横断歩道を渡り始めていると、歩行者を避けて通過しようとする車もあり、運転マナーが非常に悪いと感じる。」旨の説明があり、委員から、「運転マナー改善のため、具体的に何を行うのか。」旨の質問があり、警察本部から、「違反取締りを強化するとともに、安全教育などの講習会の場で、歩行者保護について広報啓発し、周知徹底させる。」旨の説明があった。

     委員から、「私の印象だと、数年前と比較し、少しは運転マナーは良くなっていると感じる。地道な活動を継続することで、少しずつではあるが、確実に改善につながるので、是非、地道に啓発活動に取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「道路環境も関係しているのではないか。例として、信濃川沿いの道路は、信号機の無い横断歩道がいくつかあるが、非常に交通量が多く、停車すると、すぐ渋滞となるので、停車をためらうドライバーの心理もあるのではないか。」旨の発言があった。

     委員から、「交通事故発生状況の色分けグラフは、どの時間帯に事故が集中しているのかよく分かる。この分析結果を参考にポイントを絞った取締りなどを行えば、非常に効率的である。」旨の発言があり、 警察本部から、「昨年は、分析結果を基に薄暮時間帯の赤ランプ広報などに力を入れた結果、11月、12月の交通事故死者数を抑えることができ、年間交通事故死者数85人という結果につながった。今年も昨年に準じて抑止に努めたい。」旨の発言があり、委員から、「昨年は、しっかり成果を出していただいたので、今年も同様に頑張っていただきたい。」旨の発言があった。
  8. 二輪車の大規模旧車曾イベント対策の実施結果について
      警察本部から、「8月26日、日本海間瀬サーキットにおいて、旧車會による大規模イベントが開催され、交通部全所属、西蒲署等による交通対策等を実施した結果、不正改造車両による違法行為及び会場周辺における渋滞等の発生はなかった。」旨の報告があった。
  9. 運転免許センター長岡支所における運転免許証更新業務の見直しについて
      警察本部から、「県民の利便性向上を図るため、運転免許センター長岡支所において、日曜日に一般運転者講習対象者の更新窓口を開設する。また、申請者を分散し、混雑の緩和を図るため、受付時間を一部変更し、申請者が円滑に手続できるよう見直しを行う。」旨の報告があった。
  10. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 廃棄物処理法違反事件の検挙
     ○ 阿賀町職員らによる在宅医療連携システム構築事業の業務委託契約の業者選定をめぐる贈収賄事件の検挙
     ○ 特殊詐欺事件等の検挙
5.その他
  1. 女性警察官による速度違反事案について
      警察本部から、「報道されている本県女性警察官の速度違反事案の反響について報告する。電話、メール等も含め、本日(9月5日)の午前中までに約100件の反響が寄せられている。大半が職員に対する非難や処分が甘いとの批判である。現在、随時監察や業務指導の中で、徹底した基本ルールの遵守や業務管理などについて指導しており、再発防止に万全を期したい。」旨の報告があった。

     委員から、「今回の事案は、マスコミも大きく取り上げており、非常に反響が大きい。」旨の発言があった。

     委員から、「本日(9月5日)、定例会開催前に委員同士で集まった際も、この事案が話題となった。非難等が100件来ているのもうなずける。速度175キロという数値は、事故が発生した場合、複数人の尊い命が亡くなった可能性があったと想像すると非常に恐ろしい。この速度を聞いただけでも、多くの県民が同様に恐怖を感じたと思う。今回、当事者の20歳代職員は、研修会に遅れてはいけないという責任感を優先してしまったが、人生経験の浅い20代の職員の選択肢が、それしかなかったのかと思うと、非常に残念である。周りの先輩や同僚などが、20代、30代、40代に応じた経験値の立場になって、声を掛けてあげる、「遅れてもいいんだよ。」と教えてあげることが大事であり、しっかり、再発防止に努めていかなくてはいけないと委員同士でも話し合ったところである。しっかりと再発防止に向けた対応をお願いしたい。」旨の発言があった。
  2. 関東警察逮捕術・拳銃射撃競技大会への出場について
      警察本部から、「明日(9月6日)、関東管区警察学校において開催され る関東警察逮捕術・拳銃射撃競技大会に本県選手が出場する。」旨の報告が あった。
     
     委員から、「大会に出場する選手は頑張っていただきたい。ここ最近、新聞に「磨く捜査力」という記事で県警職員4名の記事が連日掲載されていたが、「こういったプロの職人が県警にいるんだな。」と、一県民として頼もしく感じた。今回のように、様々な機会を通じて県警をアピールすれば、県民の安心感につながるのではないか。」旨の発言があった。
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