公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成30年7月11日(水)午後1時00分〜午後4時10分
2.出席者
小林委員長、津野委員、武井委員、阿部委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長 説明補助者 公安委員会事務室長                                                                        
3.議題事項
  1. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案31件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し30件、停止1件の行政処分を決定した。
4.報告事項
  1. 平成30年度第1四半期(4月〜6月)の監察実施結果について
      警察本部から、「本年5月から6月までの間、新潟県警察の監察に関する訓令に基づく総合監察を10警察署、随時監察を警察署、交番、駐在所及び執行隊の計59か所に対して実施した。」旨の報告があった。
  2. 警察職員の法令違反等の報告について
      警察本部から、警察職員の法令違反等に関する報告があった。
  3. 危険発展性を認識した迅速的確な対応について
      警察本部から、「 高齢者の救護について、重大事件への危険発展性を認識して迅速的確に対応した。」旨の報告があった。
  4. 平成30年6月のストーカー規制法に基づく禁止命令の実施について
      警察本部から、「本年6月中、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令を1件実施し、1月から6月までの禁止命令は、7件(前年同期比7件増)となった。」旨の報告があった。

     委員から、「禁止命令の件数が増加しているがなぜか。」旨の質問があり、警察本部から、「従来は文書警告後、禁止命令を実施していたが、昨年の法改正に伴い、危険性があるものについては、文書警告を実施することなく、最初から緊急禁止命令を実施できることとなったため、増加したものである。」旨の説明があった。
  5. 平成30年6月のストーカー規制法に基づく警告の実施について
      警察本部から、「本年6月中、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告を3件実施し、1月から6月までの警告は、13件(前年同期比14件減)となった。」旨の報告があった。
  6. いじめ防止対策の推進状況について(平成30年6月末)
      警察本部から、「本年6月末までに実施した少年課いじめ対策係、スクールサポーター及び少年サポートセンターの活動状況については、学校・教育委員会などの関係機関・団体と連携を図ったほか、部外対象の広報や、教職員対象の教養等の広報啓発活動によるいじめ未然防止対策を推進した。」旨の報告があった。

     委員から、「いじめに関する警察への講演依頼や相談の件数が増加しており、子供や保護者、学校にとっても相談先の選択肢が広がり、警察が頼りにされてきていると感じたほか、同時に警察の業務が増えることから、大変だと思った。また、スクールサポーターが管内の小学校長を対象として、子供の問題行動に関する講演を行っており、ネット犯罪を始め、子供に関する犯罪は、深刻化、広域化、複雑化、多角化しているため、受講した校長の感想等は参考になると思われるので、広報するなど有効に活用していただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「先月、スクールサポーターと意見交換する機会があったが、スクールサポーター一人一人の活動内容が多いと感じており、人員の拡充が必要だと実感した。また、スクールサポーターの活動への理解に、やや乏しい学校もあるようであり、スクールサポーターが積極的に活動できるように、関係者の理解が深まるような環境を構築する必要がある。」旨の発言があった。

  7. 長岡まつり大花火大会に伴う雑踏警備等の実施について
      警察本部から、「8月2日及び3日、長岡市で開催される長岡まつり大花火大会に伴い、観覧客の絶対安全確保、交通渋滞の緩和及び交通事故防止の警備方針の下、雑踏事故防止対策及び交通対策を実施する。観覧客数は、2日間で約100万人を超える見込みである。」旨の報告があった。
  8. 粟島浦臨時交番の設置について
      警察本部から、「岩船郡粟島浦村は離島で、普段は警察官の常駐はないが、昨年12月21日から警察官を臨時派遣し、木造船の漂流、漂着事案への対応や警戒活動を行ってきた。夏季は、海水浴や海釣り等で県内外から多くの観光客が訪れることから、例年どおり臨時交番を設置し、夏季における島の治安対策に当たる。設置期間は、7月10日から8月20日までの42日間であり、警察官2人による警戒警ら活動を行う。」旨の報告があった。
  9. 平成30年夏の交通事故防止運動の実施について
      警察本部から、「7月22日から7月31日までの10日間、「暑い夏 心はクールに 安全運転」をスローガンに、飲酒運転の根絶、疲労運転の防止及び横断歩行者の保護を重点とした交通事故防止運動を実施する。」旨の報告があった。
  10. 「平成30年7月豪雨」に伴う新潟県警察広域緊急援助隊の派遣について
      警察本部から、「平成30年7月豪雨による災害に伴い、7月7日、警備第二課長を長とする「警備連絡室」を設置し、広域緊急援助隊など合計22人を広島県等へ派遣した。」旨の報告があった。

     委員から、「大変な作業に従事していただいた。」旨の発言があった。

     警察本部から、「まだ被害が出ている中での出動であり、二次被害の心配もあったが、しっかりと活動していただいた。本日(7月11日)付けの産経新聞には、本県広域緊急援助隊の活動写真が大きく掲載されており、県警の名を高めてくれた。今回の西日本の豪雨は、平成になってから最悪の被害といわれており、気象庁が発表する気象警報も今までにはないような発令であった。ここ数年、このような異常気象が続いており、背景には地球の温暖化等の問題があるものと思われる。今後、ますます大きな災害がいつ、どこで発生してもおかしくないことから、警察としては、災害警備にいつでも対応できるようしっかりと準備してまいりたい。」旨の発言があった。
  11. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 占有離脱物横領被疑者の検挙
     ○ 特殊詐欺事件等の検挙
     ○ 死亡ひき逃げ事件の検挙
5.その他
  1. 全国公安委員会連絡会議(代表者会議)の開催結果について
      委員から、「7月2日、全国公安委員会連絡会議(代表者会議)が開催された。今回の討議テーマは二つあり、一つは「高齢者を守る」、もう一つは「非違事案対策」であった。冒頭、国家公安委員長から、「新潟市で発生した女子児童殺害事件を受けて開催された政府関係閣僚会議において、登下校防犯プランを取りまとめ、子供の通学路の安全確保は待ったなしの状況であり、学校等と連携し、確実に実行されるように指導をお願いしたい。」旨の挨拶があった。警察庁長官からは、「テロ対策等、全国警察が斉一に対処すべき課題のほか、滋賀県警警察官による拳銃使用の同僚殺害事件、富山県警における拳銃奪取事件に関して触れ、拳銃奪取事案への対処に係る点検や、職員採用等のあり方について検討を進める。」旨の挨拶があった。また、有識者から「技術革命と社会変革」と題し、自動車の発展の歴史や今後の経過などについて講演があった。今後、自動運転車が普及するためには、自動車の技術的な問題だけではなく、自動車道路、公共交通網、都市間連結道路の整備等交通インフラの社会改革や情報通信の発展等により、自動運転車が安全に走行できるようになるといった内容であった。今後の課題としては、人間と機械との調和、倫理観、交通事故の責任所在問題、自動車メーカーや情報通信事業者等関係団体との横断的な連携、国際調和等であり、大変興味深く聴講した。その後、自由討議となり、あらかじめ指定された県から発表があった。テーマの一つ目である「高齢者を守る」については、本県でも既に実施している施策がほとんどであった。一方で、公安委員会として、警察の施策に対してどのように関わっているかといった観点から、福岡県では医師会と連携していたり、静岡県では警察に協力的な機関・団体に対して公安委員会が感謝状を贈呈していると発表があった。二つ目の「非違事案対策」では、個々の非違事案が発生した場合、再発防止を図る旨の報告を公安委員会が受けるだけではなく、具体的な防止策の検討を警察本部に指示し、その結果を報告させている。さらに、公安委員会が非違事案の関連部署に直接語りかけたり、意見交換を実施していると発表があった。」旨の報告があった。
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