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夏山の遭難防止
 
  夏山シーズン(6月〜8月)は、気象条件にも恵まれて登りやすいという認識などから、本格的な縦走登山、沢登り、渓流釣り等で多くの登山者で賑わう季節です。しかし、 悲惨な山岳遭難も発生しており、 新潟県内において平成22年中に発生した山岳遭難件数87件で、遭難者は97人にのぼっています。 そのうち死亡した遭難者は13人でした。
 平成22年の夏山シーズンでは24件、24人の遭難があり、死者は3人でした。ちょっとした不注意や、気のゆるみなどから思わぬアクシデントにみまわれ、自力下山できなくなり遭難へとつながっています。
 本格的な夏山シーズンを迎え、楽しい登山を行うために次のことに注意し安全登山を心がけてください。
 

夏山のミニ知識

   

事故のない夏山登山

● 夏山の低体温症に注意!
    気温は高度が100m高くなるごとに約0.6℃下がり、風速が1m/秒につき体感温度は1℃下がると言われています。新潟市内の気温が30℃の場合、標高2,000mの山岳では18℃に、更に風速20m/秒の風が吹けば体感温度は-2℃となり、疲労が激しい場合は低体温症により死に至ることがあります。
● 雷に注意!
    雷は上昇気流の発生により起こりやすく、平地より山岳地帯の方が発生の確率は高くなります。稜線にモクモクとわき上がる入道雲(積乱雲)は夏山の風物詩ですが、もし登山者が入道雲にとり囲まれた場合、雷に囲まれている状況と同じです。雷の発生の危険性は気温の上昇と比例しますので、午後の時間帯に多く発生します。早出、早着の行動をしましょう。
       

登山者の皆さんへ

    夏山は、梅雨明けの気象条件に恵まれ、気軽に登れるという認識から、
  ○事前準備の不足・計画性のない登山  ○軽装での登山  ○体力・技術不足
等の「山を甘く見た」ことによる遭難が発生しています。
  夏とはいえ、自然相手の登山に危険性があることには変わりありません。夏だからこそ、夏山特有の危険があります。登山者の皆さんは、次のことに注意し、『登山の事故は自己責任』であることを認識して、遭難防止に努めましょう。
 
         
 
  登山届の提出は確実に
    登山届はもしもの時の命綱、登山前には必ず登山口の提出箱や警察署等へ提出しましょう。家族等にも必ず登山計画書の控えを渡し、自分がどの山へ、どのルートで登山するのかを連絡しておきましょう。
  体力・技術にあった山選び
    メンバーの経験・体力・技術等を考慮した『山』を選びましょう。
  携行品の充実・点検
   携行品はいつでも使えるよう、使用方法をマスターし、点検しておきましょう。
    夏山でも低体温症で死亡することがありますので、雨合羽等の携行を忘れずに!
   日帰りでも予期せぬアクシデントに備え、ライトや非常食等の携行を!
 
 暑さ対策は万全に
    山頂や稜線は涼しくても、アプローチの樹林帯や標高の低い山岳では予想以上に暑く、熱疲労・熱射病・日射病等の熱中症にかかりやすくなります。暑さに対する服装や、こまめな水分補給・行動食の補給に心がけましょう。
  夕立・雷への注意
   夏山で怖いのは夕立や雷です。山頂・岩稜・草原等で雷に襲われたら、避難する場所が極めて少なく危険地帯となります。雷雲は午後に発生しやすいので、早目の出発、早目の到着となるような登山計画を立てて行動しましょう。
 通信機器の携行を
    万一に備え、無線機や携帯電話を携行しましょう。(アマチュア無線による交信は原則として免許が必要。山岳地帯では携帯電話の通話エリアが限られることから注意が必要)
 
 

登山届けは出しましたか?

登山計画書の提出先

 登山口に登山届提出箱がある場合は提出箱に投函してください。

 警察署等に提出する場合は
  ・ 登る山を管轄する警察署 もしくは
  ・ 警察本部
    〒950-8553 新潟市中央区新光町4番地1
  新潟県警察本部地域部地域課  電話025-285-0110
  へ提出してください。

 

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