公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成29年10月18日(水)午後1時00分〜午後3時30分
2.出席者
小林委員長、津野委員、武井委員、山田委員、阿部委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪対策本部長
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
      10月5日に公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出文書を閲覧、審議し、警察本部において、申出内容についての事実関係を速やかに調査することを指示した。
  2. 通信傍受の適正な実施を図るための体制整備について
      警察本部から、「刑事訴訟法等の一部を改正する法律(平成28年法律第54号)により、複数の罪種が対象犯罪に新たに追加され、昨年12月1日より施行されるとともに、新たな方式による傍受等が定められ、平成31年6月までに施行されることから、通信傍受に従事する捜査員が適正かつ効果的に通信傍受を行うことができるよう、必要な指導教養等を行うための所要の体制整備を図るため、「新潟県警察組織規則」の一部を改正したい。施行日は11月1日を予定している。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案26件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し25件、停止1件の行政処分を決定した。

 

4.報告事項
  1. 新潟県議会9月定例会の開催結果について
      警察本部から、「県議会9月定例会は、9月26日から10月13日までの18日間開催され、警察関連の議案では、平成29年度新潟県一般会計補正予算、新潟県公安委員会等の権限に属する事務に係る手数料条例の一部を改正する条例等が上程され、いずれも可決された。常任委員会における主な質問として、北朝鮮によるミサイルが県内に着弾した際の対応等についての質問がなされ、各部長等が答弁した。」旨の報告があった。
  2. 平成29年度第2四半期の監察実施結果について
      警察本部から、「本年7月から9月までの間、新潟県警察の監察に関する訓令に基づく随時監察を警察署、本部執行隊、交番及び駐在所の合計85か所に対して実施した。」旨の報告があった。
  3. 平成29年秋の勲章伝達式について
      警察本部から、「11月6日(月)、県庁西回廊講堂において、平成29年秋の勲章伝達式を挙行する。今回、勲章を受章する元本県警察官は30人(瑞宝双光章17人、瑞宝単光章13人)である。」旨の報告があった。
  4. 平成29年度関東管区警察局優秀警察職員表彰の受賞について
      警察本部から、「警察職員として長期にわたり職務に勉励し、真に多大な功労があると認められる職員に対して、関東管区警察局長が表彰する平成29年度関東管区警察局優秀警察職員受賞者が決定した。表彰は毎年実施しており、本年は管区局職員及び管区局管轄区域内各県全体で28人が受賞し、本県からは捜査第一課員及び高速道路交通警察隊員の2人が受賞する。」旨の報告があった。
  5. ストーカー・DV事案対策の概況について(平成29年9月末)
      警察本部から、「平成29年9月末のストーカー事案の認知件数は533件(前年同期比147件増)、9月単月では25件(前年同月比2件減)で、当月比較では、本年に入り初めて前年同月を下回った。事件検挙は、ストーカー規制法違反26件(前年同期比12件増)、刑法犯等29件(前年同期比20件増)であった。次に、DV事案の認知件数は1,068件(前年同期比198件増)、9月単月では68件(前年同月比16件減)で、8月、9月連続して前年同月を下回った。保護命令違反の検挙は1件(前年同期比7件減)、刑法犯等の検挙は137件(前年同期比1件増)であった。」旨の報告があった。

      委員から、「ストーカー・DV事案の認知件数は9月単月では減少しているものの、依然として増加割合が高い。ストーカー規制法の改正や助けを求める場所が周知されたことで、必然的に認知件数は増えると思うが、実際のところ、以前と比べて事案が複雑化、陰湿化しているといった特徴的な変化はあるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「これまではメールだけであったものが、インターネットの普及により、顔が見えない相手とのやりとりが増えるなど非常に変化してきている。また、SNSのようなあまり表に出ない部分は複雑化している。」旨の説明があり、委員から、「数値の増加に比例して、複雑化、陰湿化する事案も増加しているということか。」旨の発言があり、警察本部から、「そのとおりである。ストーカー、DVだけでなく、例えば児童虐待においても、本当に親がこのような虐待をしているのかと目を疑うような残酷、陰湿な事案も発生している。」旨の説明があり、委員から、「児童の面前で行われるDV行為も児童虐待として捉えるようになってから、件数が非常に増加している状況であるが、これら人身安全関連事案の増加原因を検証することは非常に重要だと感じる。件数ばかり増加する状況で、これらに対応する警察も、体制面において限界が訪れるのではないかと危惧する。」旨の発言があった。
  6. 平成29年9月末現在の犯罪情勢について
      警察本部から、「本年9月末現在の犯罪情勢について、全刑法犯認知件数は9,430件(前年同期比1,165件減)、重要犯罪の認知件数は88件(前年同期比8件減)、窃盗総数の認知件数は6,446件(前年同期比918件減)であった。検挙件数は4,499件(前年同期比154件増)、検挙人員は2,627人(前年同期比40人減)、検挙率は47.7%(前年同期比6.7ポイント増)となっている。本県の検挙率は全国的にも中間の位置であるが、さらに上を目指していきたい。次に、特殊詐欺の情勢として、全国は8月末現在で認知件数が1万1,653件(前年同期比32.4%増)、被害総額が約248億円(前年同期比6.6%減)のところ、県内は9月末現在で認知件数が153件(前年同期比13.3%増)で、9月単月では6か月ぶりに前年同月を下回った。また、被害総額は4億8,371万円(前年同期比8,197万円増)であった。」旨の報告があった。
  7. 「暴力団追放・銃器根絶県民大会」の開催について
      警察本部から、「暴力団の追放と銃器根絶に対する県民意識の高揚を図り、県民生活の安全安心の確保に資することを目的として、11月7日(火)、新潟ユニゾンプラザにおいて、「暴力団追放・銃器根絶県民大会」を開催する。」旨の報告があった。
  8. 運転免許センター佐渡支所での新規免許の即日交付の実施について
      警察本部から、「運転免許センター佐渡支所では、採点機が設置されていなかったため、免許試験合格者への免許証交付が2週間後の後日交付となっていたが、このたび、当該機器が設置されたため、11月6日(月)実施の免許試験より即日交付が可能となった。」旨の報告があった。
  9. 平成29年7月から9月の公安条例許可状況について
      警察本部から、「本年7月から9月の公安条例の許可件数は、総数2,048件であり、本年累計は3,132件となった。」旨の報告があった。

      委員から、「交差点でプラカードを持って立っている人を見掛けるが、これは許可が必要なのか。」旨の質問があり、警察本部から、「許可が必要なもの、必要でないものについては、示威性の有無や個々の形態を見て具体的に判断することとなる。」旨の発言があった。
  10. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件等について報告があった。
    ○ 監護者わいせつ事件の検挙
    ○ 特殊詐欺事件の検挙

      委員から、「この事件検挙は素晴らしい。職質指導警ら隊の力が発揮された。」旨の発言があり、警察本部から、「年々、職質指導警ら隊が力を付けてきているのを実感している。」旨の発言があった。 
5.その他
  1. 関東管区内公安委員会連絡会議の開催結果について
      委員から、「10月16日、関東管区内公安委員会連絡会議が開催され、公安委員4人で出席した。会議の協議テーマは、「警察基盤の強化に向けた公安委員会の管理の在り方」で、特に「警察における働き方改革の取組」と「優秀な人材確保と若手職員の育成」について意見交換をした。」旨の報告があった。
  2. 衆議院議員総選挙の対応について
      警察本部から、「選挙が終盤を迎えている。違反行為の取締りや警告、警護対象者の警護ももちろんだが、選挙戦がヒートアップしている中で、警察官の規律保持や選挙の公正さを確保するという点にも配意しながら投票日までしっかりと対応していきたい。」旨の発言があった。
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