公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成29年1月25日(水)午後1時00分〜午後4時25分
2.出席者
阿部委員長、小林委員、津野委員、武井委員、小熊委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長、組織犯罪・特殊詐欺対策統括参事官
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て審査請求の受理について
      1月18日に提起された審査請求書を閲覧、審議し、受理した。
  2. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
      1月19日に公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出文書を閲覧、審議し、警察本部において、申出内容についての事実関係を速やかに調査することを指示した。
  3. 行政不服審査法に基づく審査請求の審理経過報告及び裁決について
      警察本部から、平成28年6月15日に提起された審査請求について、審理経過の報告があり、裁決書案について、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 交通規制の実施について
      警察本部から、「交通規制の見直しに伴う信号機の設置及び廃止について、合計2件の交通規制を行うこととしたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  5. 特定交通安全施設等整備事業を実施すべき道路の指定について
      警察本部から、「『特定交通安全施設整備事業』を実施すべき道路として指定するための手続として、平成28年度から32年度までの道路指定に向けた計画を、平成28年7月に警察庁へ提出していたが、このたび、国家公安委員会及び国土交通大臣から、『特定交通安全等整備事業を実施すべき道路の指定調書』が送付され、意見を求められたものである。当初の計画どおり指定されているが、御意見があれば伺いたい。」旨の説明があり、意見を述べた。
  6. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案19件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し19件の行政処分を決定した。
  7. 公安委員会認定医の選任(追加)について
      警察本部から、「一定の病気に係る運転免許の取消しや停止に該当し、臨時適性検査を受けなければならない者は、自動車の運転について支障の有無をかかりつけの主治医等に判断してもらっているが、判断ができない場合やセカンドオピニオンによる判断を仰ぐ場合、また、判断が食い違う場合などに公安委員会認定医の判断を仰ぐこととしている。新潟県医師会の協力と推薦により新たに医師を選任し、2月1日付けで認定したい。」旨の説明があった。

     委員から、「臨時適性検査とはどの時点で実施されるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「運転者本人から病気になったと自己申告があったり、交通事故等で警察署から情報提供があった場合に実施する。」旨の説明があった。

     委員から、「睡眠時無呼吸症候群等の候補医師は下越地区に集中しているようだが、他の地区からの推薦はなかったのか。」旨の質問があり、警察本部から、「判定不能の症例に対応することができるチームを組んで臨みたいという医師会の意向をくんで認定したいと考えている。」旨の説明があった。

     委員から、「今までの案件で、睡眠障害を理由に取消し等を行った事例はあまりなかったように思うが、新たに医師が必要なのか。」旨の質問があり、警察本部から、「認定医の判断が全て判定不能という結果となり、他県の医師に判定を依頼する事態となったことから、新潟県医師会が立ち上がってくれたものである。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

 

4.報告事項
  1. 平成28年12月末現在の警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について
      警察本部から、「平成28年12月末現在の警察宛て苦情の受理は4件(前年同月比7件減)であった。苦情のうち職務執行に非があったものは1件(前年同月比1件減)であった。」旨の報告があった。
  2. 平成28年12月末現在のけいさつ相談受理状況について
      警察本部から、「平成28年12月末現在の警察宛て相談受理は4,740件(前年同月比250件増)で、そのうち重要相談は587件(前年同月比100件増)であった。警察宛て相談の年間累計は5万7,539件(前年比2,401件増)で、平成22年から6年連続で増加している。そのうち重要相談は5,794件(前年比776件増)であった。DV、ストーカー、児童虐待や高齢者虐待に関する相談件数が増加しており、重要相談全体の92.2%を占めている。」旨の報告があった。

     委員から、「DV、ストーカーの相談が増加しているのは、警察の受理体制が被害者にとって相談しやすいものになってきているということなのか。」旨の質問があり、警察本部から、「それもあるが、DV、ストーカー相談などは同じ相談者から繰り返し相談を受けながら対応する必要があるため、これが相談件数を増加させているとみている。」旨の説明があった。
  3. 平成28年12月末現在の感謝・激励受理状況について
      警察本部から、「平成28年12月末現在の警察宛て感謝・激励の受理は45件(前年同月比9件減)であった。」旨の報告があった。
  4. 平成29年度4月の組織・定員の見直しについて
      警察本部から、平成29年度4月の組織・定員の見直しについて報告があった。
  5. 職員の法令違反等に関する報告について
      警察本部から、警察職員の懲戒処分の実施について報告があった。
  6. 銃砲所持者に関する公安委員会への申出事案について
      警察本部から、「1月18日、銃砲刀剣類所持等取締法第29条に基づく申出があり、同日、銃刀法第13条の3第1項に基づく提出命令を行った。」旨の報告があった。
  7. 平成28年12月のストーカー規制法に基づく警告の実施について
      警察本部から、「平成28年12月中、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告を6件実施し、平成28年中の警告は42件(前年比5件減)となった。」旨の報告があった。
  8. 薬物乱用防止活動推進団体委嘱式の開催について
      警察本部から、「県内における薬物乱用防止気運を醸成させることを目的として、県警察では、県内に知名度のあるアイドルグループ『Negicco(ネギッコ)』等2団体を、昨年に引き続き本年の『薬物乱用防止活動推進団体』として委嘱し、1月30日(月)、警察本部において同委嘱式を開催する。」旨の報告があった。

     委員から、「薬物乱用防止活動推進団体に対する報酬はあるのか。」旨の質問があり、組織犯罪・特殊詐欺対策統括参事官から、「ボランティアであり、無報酬である。」旨の説明があった。
  9. 平成28年中の行政処分執行状況について
      警察本部から、「平成28年中の運転免許の行政処分執行状況は、交通違反及び交通事故による行政処分が3,174件(前年比19件減)であった。事故は減少傾向である。違反別取消処分者数は、飲酒運転が最も多く、全体の約71%を占めている。一定の病気による行政処分については401人(前年比113人増)であり、この増加の背景は、年齢や病気で運転に不安な方が相談に来られるというケースが増えており、これに伴い、てんかんや不整脈による取消処分が増加している。また、運転免許に係る行政処分に対する不服申立等の受理件数は10件(前年比4件減)であり、処分結果については、却下1件、棄却3件、審査中6件である。」旨の報告があった。

     委員から、「行政不服審査法は改正されているが、今後、申立件数が増加するのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「幅広く見てはいるが、実際にどれくらいになるのかは分からない。」旨の説明があった。
  10. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
    ○ 貸金業法(無登録営業等の禁止)違反事件の検挙の検挙
    ○ 医薬品、医療機器等法(承認前の医薬品の広告、未承認医薬品の販売、販売目的貯蔵)違反事件の検挙
    ○ 胎内市大長谷地内における持凶器強盗未遂事件の検挙の検挙
    ○ 特殊詐欺事件の検挙
5.その他
  1. 糸魚川市における大規模火災の放映について
      警察本部から、「1月20日のローカルニュース及び1月22日の全国ニュースで、『平成28年糸魚川市における大規模火災』について、死者が出なかった背景に警察官の活躍もあったことが取り上げられた。火災発生直後に、警察官が各戸を回って逃げ遅れた人がいないか確認したほか、周囲に煙が立ち込めている中で自宅にいた高齢者を救出したことなどが報道された。」旨の報告があった。                                                                              
     委員から、「警察官の活躍がこのように取り上げられたことは大変喜ばしい。是非、このような目覚ましい活躍が報道されるように配意してほしい。」  旨の発言があった。
  2. 大規模警備に対する警備方針について
      警察本部から、「2月に予定されている大規模警備は、適切に警備活動を行い、違法行為が発生すれば厳正に対処することとしている。インターネット上に警備状況の動画を流されることがあり、警備が適切に行われていないと、全国の警察に影響が及ぶ可能性がある。しっかりと取り組んでまいりたい。」旨の発言があった。
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