公安委員会定例会議の開催状況

             
1.開催日
平成28年12月7日(水)午後1時00分〜午後4時20分
2.出席者
阿部委員長、小林委員、津野委員、武井委員、小熊委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長
3.伝達事項
  1. 平成29年新潟県公安委員会業務目標の策定について
      委員から、「先週、公安委員による検討を行い、平成29年新潟県公安委員会業務目標を策定した。目標は平成28年に引き続き『安全で安心な新潟を実現するための「警察組織の活動と取組」への提言』とした。また、重点目標のうち、『県民の要望、苦情への誠実な対応』から、『県民の』を削除し、県警察運営の指針・目標に表記を合わせることとした。公安委員会として、県警察に対し積極的に意見・提言を行い、県警察とともに県民の安全安心のために業務を推進してまいりたい。」旨の伝達があった。
  2. 警察職員の援助要求に対する同意について
      委員から、「山口県公安委員会から、警察法第60条第1項の規定に基づき、本県公安委員会に対し、本日から12月16日までの10日間、警察職員を山口県へ派遣願いたいとの援助要求があった。本件については、12月1日、新潟県公安委員会として同意した。」旨の伝達があった。

 

4.議題事項
  1. 人事案件について
      警察本部から、「地方警察職員の人事異動について、御意見を頂きたい。」旨の説明があり、意見を述べた。
  2. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
      10月4日、公安委員会宛てに届いた、警察職員の職務執行に関する苦情申出について、11月30日に報告を受けた調査結果を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。
  3. 県監査委員による監査結果及びその措置について
      警察本部から、「平成27年度を対象とした警察本部38所属並びに平成26年度及び平成27年度を対象とした警察署30署に対する県監査委員による監査の結果、指摘事項は、交通事故3件及びファックス誤送信の計4件であった。また、指摘事項に至らない注意事項としては、交通事故、収納未済、物品損傷、会計事務等であった。指摘事項については、地方自治法第199条第12項の規定に基づき措置を講じた内容を公安委員会から県監査委員宛てに通知することとされており、監査結果に基づき講じた措置について県監査委員に通知したい。」旨の説明があった。

     委員から、「ファックス誤送信については、先日再度発生した。再発防止策が徹底されていないのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「再発防止策として、ファックスに登録している不要な短縮ダイヤルについては削除するよう指示していたが、これが徹底されておらず誤送信が発生した。再度不要な短縮ダイヤルについては削除するよう指示を徹底したところである。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案26件について、事案の内容及び意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し26件の行政処分を決定した。
5.報告事項
  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する調査結果について(2件)
      警察本部から、10月5日及び10月13日にそれぞれ公安委員会宛てに届いた、警察職員の職務執行に関する苦情申出に対する調査結果について報告があった。
  2. 平成28年11月のストーカー規制法に基づく警告の実施について
      警察本部から、「本年11月中、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告を4件実施し、1月から11月までの警告は36件(前年同期比5件減)となった。」旨の報告があった。
  3. 新潟県警察薬物乱用防止広報用デザイン・マンガ発表会の開催について
      警察本部から、「若者参加型の薬物乱用防止活動として、県内の専門学校生に広報用デザイン・マンガの作成を依頼し、警察本部、警察学校、県内芸能団体等において審査会を開催した結果、各4点の優秀作品を決定したことから、12月8日(木)、警察本部において発表会を開催し、作成者に対して感謝状を贈呈する。選考されたデザイン・マンガは県警ホームページに掲載するほか、デザインについてはポスターやポケットティッシュなどに活用して薬物乱用防止の広報啓発活動を行う。」旨の報告があった。
  4. 平成28年11月末現在の交通事故発生概況等について
      警察本部から、「本年11月末現在の交通事故発生概況等については、11月中の発生件数が430件(前年同期比19件増、4.6%増)、死者数が14人(前年同期比6人増、75.0%増)、負傷者数が482人(前年同期比25人減、4.9%減)であり、本年累計では、発生件数が4,259件(前年同期比539件減、11.2%減)、死者数は91人(前年同期比2人増、2.2%増)、負傷者数は5,053人(前年同期比763人減、13.1%減)であった。全国の発生概況は、発生件数が対前年比で7.3%、死者数が5.2%、負傷者数が7.5%といずれも減少しているが、高齢者死者の構成率は54.0%と対前年比0.2ポイントの微増であった。本県の高齢者死者は51人(前年同期比8人減、13.6%減)、構成率は56.0%(前年同期比10.2ポイント減)であり、全国と比較して2.0ポイント高い結果となった。月別死者数については、過去5年間の11月中の交通事故死者数平均は9.8人であったのに対し、本年は14人と大幅に増加した。特徴としては、歩行中の事故による死者数が14人中10人、高齢者の事故死者数が14人中10人といずれも7割以上を占めたこと、発生時間帯は16時から20時台が14件中8件と5割以上を占めたことが挙げられる。交通死亡事故の多発を受け、『シャットアウト緊急対策』を実施した11月12日から11月21日の間の交通死亡事故は2件と対策の効果があったことから、引き続き交通事故抑止に向けた各種対策を推進してまいりたい。」旨の説明があった。           
  5. 「交通死亡事故抑止25日間緊急対策」及び「冬の交通事故防止運動」の実施について
      警察本部から、「交通死亡事故の発生に歯止めが掛からず、11月中には14人が亡くなっている厳しい現状であることから、12月11日(日)から12月20日(火)までの10日間に実施される『冬の交通事故防止運動』と連動させた活動により、交通死亡事故の発生に歯止めを掛け、県民一人一人に交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより交通事故防止を図ることを目的として、本日から12月31日(土)までの25日間、『交通死亡事故抑止25日間緊急対策』を実施する。本日午前10時から県庁正面玄関前において出動式を実施し、同11時から正午まで、国道116号において検問街頭指導を実施した。また、交通死亡事故多発署10署に対し、警備部機動隊員を派遣し、検問や街頭指導などを行うこととしている。期間中に実施される『冬の交通事故防止運動』では、『冬の道 人も車も ゆずりあい』をスローガンに、飲酒運転の根絶、歩行者の保護及び夜光反射材の着用推進を重点に実施し、交通死亡事故の絶無を期する。」旨の説明があった。           
  6. 高病原性鳥インフルエンザの発生(関川村・上越市)と対応について
      警察本部から、「岩船郡関川村地内及び上越市柿崎区地内で発生した高病原性鳥インフルエンザに対する県警の対応としては、警察本部内に『新潟県警察鳥インフルエンザ対策警備本部』を設置し、県下各署に対して管理者との連携と警戒活動の強化等を指示した。村上署では『村上署鳥インフルエンザ対策警備本部』を設置し、12月5日まで農場警戒を実施した。引き続きパトカーによる消毒ポイント4か所の流動警戒を継続する。また、上越署では『上越署鳥インフルエンザ対策警備本部』を設置し、12月6日まで農場警戒を実施した。引き続きパトカーによる消毒ポイント5か所の流動警戒を継続する。いずれも、警察職員が直接殺処分に当たることはなかったが、警戒現場において強い精神的ストレスを受けた可能性があることから、厚生課において、今回の対策に従事した警察職員を対象に、相談窓口及び保健師を紹介する旨通知した。」旨の報告があった。

     委員から、「行政と警察が一体となって迅速に対応したお陰で、早く事態が収束したと感謝している。非常に凄惨な厳しい現場であったと聞いている。警戒に従事した職員の精神的なケアについてしっかり対応してほしい。そのためにも、厚生課において相談窓口を設置したことは適切な対応であると思う。」旨の発言があった。           
  7. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 新潟県青少年健全育成条例違反事件の検挙
     ○ 威力業務妨害事件の検挙
6.その他
  1. 阿賀野警察署協議会と安田交番視察について
      委員から、「12月2日、阿賀野警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。和気あいあいとした雰囲気の中、委員からの発言も活発で、協議会制度がうまく機能していると感じた。管内では昨年6人だった交通事故死者数が、今年は協議会開催日時点でゼロと伺い、どのような取組がなされたのか非常に興味深かったが、協議会に陪席し、署の様々な取組に加え、自治体や交通安全協会などの地域住民と一体となり、それぞれができることを積極的に取り組んだ成果であると感じ、感激した。協議会終了後は安田交番を視察した。交番所長と巡査から管内概況等の説明を受けたが、地域住民に密着した活動が非常に充実していることや、若い警察官が先輩に敬意を払い、志高く勤務している様子を伺うことができ、頼もしく感じた。」旨の報告があった。
  2. 情勢について
      警察本部から、「交通死亡事故については、非常に厳しい状況が続いている。交通事故防止対策を最優先に取り組みつつ、散発している強盗などの凶悪犯罪についても適切に対応してまいりたい。」旨の発言があった。

 

   
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