公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成28年11月2日(水)午後1時00分〜午後3時25分
2.出席者
阿部委員長、小林委員、津野委員、武井委員、小熊委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長
3.議題事項
  1. 公安委員会宛て審査請求の受理について
      10月24日、公安委員会宛てに届いた運転免許証交付処分に関する審査請求書を閲覧、審議し、受理した。
  2. 津川警察署協議会委員の選任について
      警察本部から、「9月28日の公安委員会で辞職承認していただいた津川警察署協議会委員の後任者を委嘱したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 平成29年新潟県警察運営の指針・目標について
      警察本部から、「平成29年の新潟県警察運営の指針案については、部長会議等で検討した結果、本年の『県民が安心して暮らせる安全な新潟の実現』を継続したい。本県の治安情勢は、刑法犯認知件数、交通事故発生件数ともに減少傾向にあるなど、数値的には改善傾向にあるものの、殺人等の凶悪事件の発生、特殊詐欺事件の多発、人身安全関連事案の増加など、県民が安心して暮らせる安全な新潟の実現は道半ばであり、平成29年もその実現に向けた取組を継続する必要があると考えている。目標案については、本年の目標である『地域情勢に即した犯罪抑止対策の推進』、『悪質・重要犯罪、組織犯罪の徹底検挙』、『人身安全関連事案への的確な対応』、『交通事故防止対策の推進』及び『災害・テロ等緊急事態対策の推進』を継続することとし、『県民の相談・要望への迅速かつ誠実な対応』については、相談者は県民に限られないことや他の目標に『県民』が入っていないことなどを考慮し、『県民の』を削り『相談・要望への迅速かつ誠実な対応』としたい。次に、新たな目標案として、『安心感を高める街頭活動の強化』を追加したい。理由としては、県民にとって最も身近な地域警察官が、巡回連絡やパトロール等の街頭活動を強化し、地域住民が開催する諸行事等に積極的に参加するなど、県民の安全を見守り、安心感を確保するための活動を推進する必要があると考えたからである。指針及び目標について検討していただき、次回の公安委員会で、公安委員の皆様から御意見をいただきたい。」旨の説明があった。
  4. ストーカー行為者に対する聴聞の開催について
      警察本部から、ストーカー事案についての内容説明があり、聴聞の開催を決定した。
  5. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案23件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し23件の行政処分を決定した。

 

4.報告事項
  1. 産経新聞社主催第41回「新潟県民の警察官」表彰式について
      警察本部から、「11月14日(月)、ホテルオークラ新潟において、産経新聞社主催第41回『新潟県民の警察官』表彰式が挙行される。受章者は、与板署生活安全課長及び西蒲署刑事課刑事第一係長の2人である。」旨の報告があった。
  2. 平成28年度交番・駐在所開所式の開催について
      警察本部から、「県警察では、県民の安全・安心の確保の観点から、限られた警察力を効果的・効率的に運用するため、『治安情勢に応じた警察力の適正配分』、『地域社会の実態に即したきめ細やかな警察活動の展開』及び『警察事象に的確に対応する地域警察体制の強化』を基本方針に、交番・駐在所の再編整備を推進している。今年度の建て替えに伴う開所式を、新潟東署沼垂交番は11月16日(水)、三条署神明町交番は11月25日(金)、与板署寺泊交番は平成29年3月に、また、駐在所再編に伴い複数制駐在所となる十日町署松之山駐在所の開所式を11月14日(月)にそれぞれ開催する。開所式には、来賓として警察署協議会会長、自治会長、地権者等に出席していただき、警察署からは署長、地域課長、交番・駐在所勤務員、本部からは地域部長又は地域課長が出席予定である。」旨の報告があった。
  3. 「新潟県サイバーテロ対策協議会第9回総会」の開催について
      警察本部から、「協議会会員が、緊密な連携の下に、サイバーテロ等に関する情報を共有し、サイバーテロの未然防止と発生時の被害拡大防止を図ることを目的として設置している『新潟県サイバーテロ対策協議会』の第9回総会を、11月8日(火)、ハミングプラザVIP新潟において開催する。昨年までの問題点として、サイバー攻撃を受けた際の警察への通報が周知されていないという状況があった。そこで、警察への通報の周知徹底を呼び掛けたところ、警察への通報が格段に向上したところであり、今年も広報を継続していく。また、会社のシステム担当者だけでなく、社員にもサイバーテロ情勢を教養し、危機管理意識を醸成するよう広報する。」旨の報告があった。
  4. 自衛隊・警察との共同実動訓練の実施について
      警察本部から、「陸上自衛隊と県警察とが共同して対処する実動訓練を、11月9日(水)に新発田駐屯地内で実施する。」旨の報告があった。
  5. 新潟東港治安総合対策出動式の実施について
      警察本部から、「新潟市内には、過去に殺人・爆発テロ未遂等の罪で国際手配されていた者が潜伏していたほか、新潟東港地域は、外国人被害に係る殺人事件や、外国船員による大量覚醒剤密輸事件等重大事件が発生した治安対策上の重点地区である。そのため、平成16年から周辺自治体及び関係機関との連携により、多目的検問、中古車業者訪問、海上パトロール、港湾設備点検など総合的な治安対策を実施しているところであり、官民一体となった防犯意識の高揚とテロ対策の気運を高めることを目的として、11月11日(金)午後2時から交通機動隊駐車場において、新潟東港治安総合対策出動式を行う。」旨の報告があった。
  6. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
    ○ 偽ブランド商品に係る商標法違反事件の検挙
    ○ インターネットオークションを利用したソフトウェアの不正出品に係る著作権法違反事件の検挙
    ○ 特殊詐欺事件の検挙
    ○ 連続忍込み事件の捜査終結
5.その他
  1. 若手地域警察官による人命救助事案について
      警察本部から、「先月、交番に自殺企図者からの電話があり、採用後6年目の男性警察官、採用後2年目の男性警察官及び採用後5年目の女性警察官で検索していたところ、川岸に座っている自殺企図者を発見した。その後、自殺企図者は警察官に気付くや否や川に飛び込んで自殺を図ったが、男性警察官2人が危険を顧みず制服を着たまま自ら川に飛び込み、近くの一般人の助けを得ながら無事に救助したという事案である。地域住民からは『警察官の勇敢な姿を見させてもらった。』旨の声があちこちから聞かれた。また、協力していただいた一般人には後日、署長感謝状を贈呈する予定であり、報道発表もしたいと考えている。」旨の報告があった。

     警察本部から、「若い警察官がしっかりと対応して県民の命を守ってくれた。警察官として当たり前の職務執行ではあるが、咄嗟の判断で体が動くかどうかが重要なことだと感じる。」旨の発言があった。
  2. 警察庁長官賞の受賞について
      警察本部から、「全国生活安全課長会議の席上において、人身安全関連事案について適切な被害者の保護対策を推進するとともに、迅速・的確な事態対処により住居侵入事件を検挙して重大事件への発展を未然に防止した功労で、生活安全部子供女性安全対策課と新発田署が警察庁長官賞を受賞した。」旨の報告があった。

     警察本部から、「新発田署の住居侵入事件は、迅速・的確な事態対処で重大事件への未然防止を図ることができたが、一つ間違えば大変な事態となっていた事案である。最近では、児童虐待事案についても増加傾向であり、いまだ潜在する被害もあると思われる。ストーカー、DV、児童虐待などの人身安全関連事案については特に注意し、事案を発生させないよう引き続き適切な対応をしていきたい。」旨の発言があった。
  3. BRT(バス高速輸送システム)の社会実験について
      警察本部から、「11月5日(土)から新潟市が行うBRTの社会実験が始まるが、新潟市の中心部に、目に見える形で構造物が現出することから県民の関心も非常に高い。交通部、新潟東署を中心に交通事故が発生しないよう対応していきたい。」旨の発言があった。
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