公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成28年10月5日(水)午後1時00分〜午後3時35分
2.出席者
阿部委員長、小林委員、津野委員、武井委員、小熊委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長
3.議題事項
  1. 警察職員等の援助要求に対する同意について
     警察本部から、「福島県公安委員会から本県公安委員会に対し、警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員等の援助要求があったので、同意していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  2. 公安委員会宛て要望の受理について
     9月26日、公安委員会宛てに届いた文書を閲覧、審議し、警察本部において、申出内容についての事実関係を速やかに調査することを指示した。
  3. 犯罪による収益の移転防止に関する法律等の一部改正に伴う関係規則等の一部改正・整理について
     警察本部から、「犯罪による収益の移転防止に関する法律及び同施行令等の一部改正により、法令の条項が変更等され、これに関係する同法施行細則等の規定に条項ずれ等が生じたことから、それぞれ該当箇所を改正し、整理することとしたい。本年10月1日、全面施行された改正犯罪収益移転防止法の主な変更点として、『疑わしい取引の判断方法の明確化(第8条第2項を追加)』、『コルレス契約(為替業務等の代行契約)締結時の厳格な確認』、『事業者が行う体制整備等の努力義務の拡充(第11条に各号を追加)』等である。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案18件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し18件の行政処分を決定した。

 

4.報告事項
  1. 公安委員会宛て文書の受理について
     警察本部から、9月29日、公安委員会宛てに届いた文書について報告があり、内容を確認した。
  2. 「平成28年新潟県被害者支援連絡協議会定期総会」及び「犯罪被害者支援フォーラム2016inにいがた」の開催について
     警察本部から、「新潟県被害者支援連絡協議会は、警察と関係機関・団体が連携・協力し、被害者の幅広い支援ニーズに応えていくことを目的として、平成10年7月27日に設立されたが、11月11日(金)、新潟県自治会館において、顧問である本部長、新潟大学法科大学院教授及び会長以下約60人が出席して平成28年の定期総会を開催する。総会では、議案審議、会員による新規支援施策発表及び殺人事件被害者遺族による講演を予定している。講演会は、会員のほか、会員以外の警察職員、市町村職員等約200人が聴講予定である。また、犯罪被害者週間(毎年11月25日から12月1日まで)における広報啓発事業として、11月26日(土)、新潟市民プラザにおいて、犯罪被害者支援フォーラムを開催する。このフォーラムは、国民・県民に対する被害者支援意識の浸透を図ることを目的に平成18年から開催されているものであり、参加者は一般県民、支援団体、県・市町村職員、警察職員等約200人である。内容は、強姦事件被害者による講演及び県警音楽隊による演奏を予定している。」旨の報告があった。

     委員から、「犯罪被害者支援フォーラムについて、犯罪被害者への理解は以前より高まってきてはいるがまだ十分ではない。より理解を深めてもらうため、関心のある方など一人でも多くの方に参加を働き掛けていただきたい。」旨の発言があった。
  3. 平成28年度(第66回)新潟県警察柔道・剣道大会の実施について
     警察本部から、「11月22日(火)、新潟市東総合スポーツセンターにおいて、平成28年度新潟県警察柔道・剣道大会を実施する。試合は柔道、剣道ともにA班、B班及びC班の3班編成による団体試合と女性警察官による個人試合を実施する。女性警察官の個人試合については、採用時有段者と前年度大会新人の部優勝・準優勝者が出場する一般の部と、採用時無段者が出場する新人の部に分けて実施する。表彰については、団体試合は各班第3位まで、女性警察官の個人試合は第2位まで行う。」旨の報告があった。
  4. 平成28年9月末現在の交通事故発生概況等について
     警察本部から、「本年9月末現在の交通事故発生概況等については、9月中の発生件数が390件(前年同期比15件減、3.7%減)、死者数が9人(前年同期比3人増、50.0%増)、負傷者数が452人(前年同期比47人減、9.4%減)でり、本年累計では、発生件数が対前年比で12.9%減少、負傷者数は14.1%減少、全国の発生概況は、発生件数が対前年比で7.7%減少、負傷者数が7.8%減少、高齢者死者の構成率は53.6%であった。本県の高齢者死者は36人(前年同期比10人減、21.7%減)、構成率は54.5%(前年同期比11.2ポイント減)であり、全国の数値より0.9ポイント高いという結果であった。死者数の年別推移としては、9月末現在の累計死者数が66人(前年同期比4人減、5.7%減)であり、過去10年間の死者数では最少となっているが、本年の交通死亡抑止目標の78人以下を達成するため、引き続き頑張ってまいりたい。月別死者数について、秋以降は交通事故が多発する時期であることから、赤ランプ作戦を始め各種対策に力を入れていく。また、9月21日から9月30日までの間、『秋の全国交通安全運動』を実施した。期間中の交通事故の発生概況は、発生件数が132件(前年比6件減、4.3%減)、死者数が3人(前年同数)、負傷者数が153人(前年比17人減、10.0%減)であった。各署・各隊において様々な取組を行ったが、3人もの死者が出てしまい非常に残念である。期間中の行事として、9月22日に『秋の交通安全フェスタ』を運転免許センターで開催した。NGT48の菅原りこさんを一日交通安全大使に任命し、スケアードストレイト自転車教室や白バイ安全運転競技大会を実施したところ、約750人の来場があり、非常に好評であった。」旨の報告があった。

     委員から、「秋の全国交通安全運動について、この期間に掲げていた重点の成果や問題点についての分析は行っているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「重点に掲げた飲酒運転取締りなどについて、各署における交通取締り件数と交通事故発生件数との分析は行っている。対策と結果が全てリンクしているわけではないが、様々な対策により事故が減っている状況は見えており、重点を示しながら対策を行っていく必要はあると考えている。」旨の説明があった。

     委員から、「全国交通安全運動期間中、新聞やテレビなどでいろいろな県警察の取組が報道されており、県警察と報道機関との連携が非常に良かったと感じた。交通安全広報のニュースの中で、地域のお母さんたちが新米を配布しながら広報する様子や、幼稚園児がかわいらしく呼び掛けている様子などは視聴者の注意を引くのでとても良いと感じた。また、警察官から交通事故の分析結果などを示しながら、危険箇所等の説明を受けた運転者が『そうですかぁ。』と実感を込めて返事をする姿はとても印象的だった。地道な広報は大切であるので、引き続きお願いしたい。」旨の発言があった。
  5. 事件の検挙について
     警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 特殊詐欺事件の検挙
  6. 事件の捜査終結について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
    ○ 連続侵入窃盗事件の捜査終結
5.その他
  1. 警察庁長官賞及び刑事局長賞の受賞について
     警察本部から、「10月4日、平成28年度全国通信指令・無線通話技能競技会が開催され、本県は中規模県39チームで構成される第二グループにおいて優勝し、警察庁長官賞を受賞した。昨年に引き続き2連覇を達成した。初動対応は極めて重要であることから、この優勝を機に若手警察官にも技術を浸透させてまいりたい。さらに、9月27日、復興支援団体をかたる特殊詐欺事件について、警視庁及び秋田県警と合同で検挙した功労により警察庁長官賞を受賞した。また、同日、暴力団組員らによる投資トラブル解決名下の特殊詐欺事件について、島根県警及び岡山県警との共同捜査により検挙した功労により刑事局長賞を受賞した。」旨の報告があった。
  2. 水害出動からの教訓について
     警察本部から、「台風10号に伴う岩手県下閉伊郡岩泉町の水害被害に出動した警備部隊員の体験を聴取し、整理したことから、今後の災害対策にいかしてまいりたい。」旨の報告があった。
  3. 沖縄派遣部隊の任務終了について
     警察本部から、「9月7日の定例会議で同意していただいた沖縄県公安委員会からの援助要求に基づく沖縄派遣部隊については、特異な取扱いはなく、また、隊員に事故等もなく任務を終了した。」旨の報告があった。
  4. 塩沢交番視察及び南魚沼警察署協議会について
     委員から、「9月30日、南魚沼警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。会議に先立ち、塩沢交番を視察し、地域課長から管内情勢や交番施設について説明を受けた。交番の視察は初めての経験であり、非常に新鮮であった。次に、協議会については、協議会委員から『悪質商法』、『山岳遭難』、『防犯カメラ』などについての質疑があり、署長や主管課長が丁寧に説明をしていた。また、『FMゆきぐに』などの外部団体との協力関係が築かれており、感心した。警察署と署協議会、公安委員会と署協議会との関係を勉強することができた良い機会であった。」旨の報告があった。
  5. 非違事案の発生について
     委員から、「9月18日に逮捕された警察職員の窃盗事件について、このような事案が発生したことは非常に残念である。世間の常識から判断すると、金銭管理が非常に甘く、ずさんである。間違いなくお金に手を出せない環境がどうしても必要だと思う。そんなに難しいことではない。鍵の保管を別にする、鍵の開け閉めは責任のある人が行うなどの対応はいくらでもできるのではないかと思う。いろいろな仕事の中でお金の管理が占めるのは、数パーセントでしかないかもしれない。だが、一つでも甘いところがあると、このような事案につながってしまう可能性がある。現在検討中であると思うが、再発防止に努めていただきたい。」旨の発言があった。
  6. 台風18号の接近について
     警察本部から、「台風18号が接近していることから、空振りになってもよいので、警備部を中心に広く捉えて準備を行っている。本県に上陸すれば、日本海側から初めて新潟県に上陸することとなり、今までの経験からは想定できない場所に被害が発生する可能性もあるので、細心の注意を払って対応してまいりたい。」旨の報告があった。
  7. 窃盗犯捜査及び現場鑑識強化月間について
     警察本部から、「10月は窃盗犯捜査及び現場鑑識強化月間である。各署はしっかり取り組んでおり、既にいくつかの検挙報告を受けているところである。1年間の警察の業績を左右する大切な月であるので、力を入れて取り組んでいく。」旨の報告があった。
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