公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成28年9月28日(水)午後1時00分〜午後4時40分
2.出席者
阿部委員長、小林委員、津野委員、武井委員、小熊委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長
3.伝達事項
  1. 非違事案の発生について
      委員が、「9月18日に逮捕された十日町署職員の窃盗事件は、現在捜査中ではあるが、事実のようであり、大変遺憾で残念なことである。過去にも同様の事件が発生しており、このような事件が起きるのは、本人の資質もさることながら、後ろにあるもの(管理の仕方、管理体制、人事面その他事件が起きる背景など)がしっかり対応できていないからではないかと危惧するところである。金銭管理がずさんではないかと言わざるを得ない。その体制を世間の常識に合わせて善処していただき、以前にも公安委員会によって指摘したことであるが、再発防止に努めていただきたく、重ねて要望したい。」旨の委員長コメントを代読した。
4.議題事項
  1. 津川警察署協議会委員の辞職承認について
      警察本部から、「津川警察署協議会委員から辞職願いが提出されたことから、同人の辞職を承認願いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  2. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
      9月23日、公安委員会宛てに届いた、警察職員の職務執行に関する苦情申出文書を閲覧、審議し、警察本部において、申出内容についての事実関係を速やかに調査することを指示した。
  3. 犯罪被害者等給付金の支給裁定について
      警察本部から、本県公安委員会に対して申請のあった、犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律に基づく給付金について説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  4. 聴聞の開催について
      警察本部から、「新潟県迷惑行為等防止条例違反、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反及び風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第8条に掲げる取消し事由に該当したことに伴う聴聞を3件開催していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、10月12日(水)、公安委員長を主宰者に指名し、同店営業者3人に対する聴聞の開催を決定した。また、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第8条に掲げる取消し事由に該当したことに伴う聴聞を1件開催していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、10月26日(水)、公安委員長を主宰者に指名し、同店営業者1人に対する聴聞の開催を決定した。
  5. 交通規制の実施について
      警察本部から、「交通の安全と円滑及び交通事故防止を図るための信号機の設置及び廃止について合計12件の交通規制を行うこととしたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  6. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案21件について、事案の内容及び意見聴取の結果説明があり、審議の結果、取消し19件、停止2件の行政処分を決定した。

 

5.報告事項
  1. 新潟県議会9月定例会の開催結果について
      警察本部から、「県議会9月定例会は、9月6日から9月26日までの21日間開催され、警察関連の上程議案では、平成28年度新潟県一般会計補正予算及び新潟県警察本部内部組織条例の一部改正について上程され、いずれも可決された。主な質問として、本会議・一般質問においては防犯団体との連携体制の現状と効果について、また、常任委員会においては高齢者の特殊詐欺被害防止対策、ATM全国不正引き出し事件、コンビニ業界への防犯カメラ設置の働き掛け、酒気帯び運転に係る呼気検査の実施場所について等の質問がなされ、本部長、各部長等が答弁した。」旨の報告があった。
  2. 平成28年8月の警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について
      警察本部から、「本年8月の警察宛て苦情等の受理は7件(前年同数)であり、苦情のうち職務執行に非があったものはなかった。」旨の報告があった。
  3. 平成28年8月のけいさつ相談受理状況について
      警察本部から、「本年8月の警察宛て相談受理は4,904件(前年同月比289件増)で、そのうち重要相談は569件(前年同月比69件増)であった。8月中はDVに関する相談の増加が顕著であった。」旨の報告があった。
  4. 平成28年8月の感謝・激励受理状況について
      警察本部から、「本年8月の警察宛て感謝・激励の受理は39件(前年同月比4件増)であった。感謝・激励の主な事例として、1件目は、運転免許センターにおいて、病気のために1年間の免許取消処分を受けていた申出者が、病状が回復したため、免許証の再取得の申請手続のために同センターを訪れた際、窓口において説明等を行った対象職員らが、丁寧で分かりやすい説明指導を行ったことに対し、感謝の礼状が寄せられたもの。2件目は、本年5月、署において、申出者から『4年前から家庭菜園の畑から野菜が頻繁に抜き取られたり刃物で切断されるという被害に遭っている。』旨の届出を受けた対象職員らが、監視カメラを設置し、連日にわたり交替で秘匿張り込みを実施していたところ、後日、監視カメラに不審な動きをする女性が写っており、同女に対する取調べを実施し、過去4年間にわたる野荒らし事件を自供させ、一連の窃盗事件を検挙解決したことに対し、申出者夫婦から感謝の礼状が送られてきたもの。3件目は、署において、郵便局員から、『保険を解約して大金を用意しようとしている高齢女性がおり、特殊詐欺が疑われる。』との通報を受けた対象職員らが、臨場して事情聴取したところ、当初はかたくなに保険の解約を申し出ていた高齢女性であったが、対象職員らの粘り強い説得の結果、保険解約無効の手続を取ることを了承した。後日、高齢女性の長女と連絡が付き、事情説明及び防犯指導を実施した。翌日、高齢女性と長女が来署し、『先日は大変申し訳ありませんでした。ようやくだまされていたことに気が付きました。保険は解約してしまいましたが、幸いお金は振り込みませんでしたので、お金の被害は防げました。』と申し述べ、長女は『今日も犯人から電話がありましたが、私が出た途端に電話が切れたので、もうかかってこないと思います。現金を振り込む前に連絡をもらえて本当によかったです。ありがとうございました。』と謝辞があったものである。」旨の報告があった。
  5. 平成28年全国優良警察職員表彰の受賞者決定について
      警察本部から、「警察職員として長期にわたり職務に勉励して多くの功労を挙げ、一般の模範と認められる者に対して毎年警察庁長官が表彰し、警察職員全体の士気高揚を図っているが、本県では3人の受賞が決定した。」旨の報告があった。
  6. 職員による非違事案の発生について
      警察本部から、「十日町署において拾得物金庫から現金を盗んだ容疑により、十日町署員を9月18日、逮捕した。今回の事件については、公安委員長コメントを踏まえ、同種事案の絶無を期するべく、しっかり検証する所存である。」旨の報告があった。
  7. 初任科生の入校式の実施について
      警察本部から、「10月7日(金)、警察学校において初任科第384期短期課程の入校式を挙行する。」旨の報告があった。
  8. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
       ○ 児童福祉法違反事件の検挙
       ○ 商標法違反事件の検挙(2件)
       ○ 特殊詐欺事件の検挙
6.その他
  1. 柏崎警察署協議会について
      委員から、「9月20日、柏崎警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。協議会委員からの主な要望・質疑として、近年、交通安全協会主催の交通安全講習会が開催されていないので実施してほしい旨の要望や、高齢者の万引きが多い原因は何かとの質疑等に対し、署長が丁寧に回答していた。」旨の報告があった。
  2. 上越警察署協議会について
      委員から、「9月26日、上越警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。和気あいあいとした雰囲気で、協議会委員からの発言も署員に対する感謝や激励が多く、協議会と上越署の良好な関係が見て取れた。主な要望・意見としては、敬老会での腹話術による防犯講話が非常に好評であったので、また実施してほしい旨の要望に対し、勤務員の日常業務とのバランスを考慮しながら実施していきたいと回答していた。また、協議会には上越署の若手警察官も同席しており、協議会委員からの、『警察官を志した理由は何か。』との質問に対し、女性警察官が、『きっかけは部活動の顧問からの勧めであったが、テレビなどで警察の活躍を目にする機会が増え、関心が高まった。日々の業務の積み重ねが地域の安全安心に貢献していると考えると、やりがいを感じる。』と発言しており、頼もしく感じた。今回のように、協議会に若手警察官が同席しているケースは初めてであったが、協議会とはどのようなものか、自分の目で見て、自分の耳で聴くことは非常に有意義なことであると感じた。」旨の報告があった。
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