公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成28年6月29日(水)午後1時40分〜午後3時55分
2.出席者
小熊委員長、阿部委員、小林委員、津野委員、小川委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長
3.議題事項
  1. 新潟県警察組織規則の一部改正について
      警察本部から、「第42回主要国首脳会議及びG7新潟農業大臣会合の終了に伴い、警備部警備第二課の附置機関として設置している『サミット警備対策室』を廃止するため、新潟県警察組織規則の一部を改正したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり同意した。
  2. 運転免許関係の意見聴取等について
      警察本部から、運転免許取消対象事案27件について、事案の内容及び意見聴取の結果説明があり、審議の結果、取消し24件、停止3件の行政処分を決定した。

 

4.報告事項
  1. 新潟県議会6月定例会の開催結果について
      警察本部から、「県議会6月定例会は、6月7日から6月23日までの17日間開催され、今回は、警察関連議案の上程はなかった。主な質問としては、本会議、連合委員会において原子力災害情報の充実、県の国民保護法上の武力攻撃事態等への対応について答弁がなされ、常任委員会において伊勢志摩サミットに当たっての県警察の対応や、他県で発生したストーカーによる刺傷事件を踏まえた的確な通信指令などについての質問がなされ、それぞれの質問に対し、本部長、各部長等が答弁した。」旨の報告があった。 
  2. 平成28年5月の警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について
      警察本部から、「本年5月の警察宛て苦情等の受理は14件(前年同月比5件増)であった。苦情のうち職務執行に非があったものは2件(前年同数)であった。これらに対しては、いずれも申出者に説明し、謝罪するとともに、幹部による指導教養を実施した。また、本年3月に受理し、調査中であった1件については、調査の結果、非なしと認められた。」旨の報告があった。
  3. 平成28年5月のけいさつ相談受理状況について
      警察本部から、「本年5月の警察宛て相談受理は5,065件(前年同月比316件増)で、そのうち重要相談は456件(前年同月比36件増)であった。3月以降、ストーカー・DVに関する相談が多く寄せられている。」旨の報告があった。 
  4. 平成28年5月の感謝・激励受理状況について
      警察本部から、「本年5月の警察宛て感謝・激励の受理は50件(前年同月比17件減)であった。感謝・激励の主な事例として、署の地域課員が、本年3月、旅行で管内を訪れていた県外居住の女児が被害となる事件が発生した際、不安がる女児に対し、本を読んだり、話し相手になったりして心を和ませるなど良好な人間関係を構築して女児の事情聴取の補助に当たったところ、後日、詳細な事情聴取等のために再度来署した女児から、感謝の心を込めて作ったハート型の折り紙を手渡されたもの。また、女児の母親も『娘が会って渡すのを楽しみに折り紙を折っていました。受け取ってください。』と感謝していたものである。2件目は、警察官が、休日に公園付近をランニングしていたところ、同公園において鯉のぼりの掲揚作業を行っていた老人会の人から手助けを求められ、快く受諾し、2時間にわたり作業を手伝ったもの。当日は風が強く、木に登りロープを張るなどの危険な作業があったが、対象職員はそれを進んで行い、その行為に対し、後日、老人会の人が署を訪れ、礼状を手渡したものである。」旨の報告があった。
  5. 警察庁長官表彰(警察協力章)の受章について
      警察本部から、「警察協力章は、多年にわたり警察活動に協力し、特に顕著な功労があると認められる民間人に対して警察庁長官が授与する。このたび、(公財)新潟県交通安全協会理事に対し授与されることが決定した。受章者は、特に高齢者対策に重点を置いた交通事故防止事業として、街頭活動や戸別訪問を通じて高齢者に夜光反射材を配布したり、高齢者対象の安全運転者研修会を開催するなど、高齢者に対する交通事故防止活動を積極的かつ継続的に実施してこられた。また、現在、多くの自治体が実施している運転免許自主返納者に対する補助事業は、同氏が働き掛けて実現させたことが発端となり県内全域に広まったものである。このような地域の交通安全向上に多大な貢献をされた功績に対し、7月4日(月)、警察本部において本部長が警察協力章を伝達する。」旨の報告があった。
  6. 事件の検挙について
      警察本部から、次の事件について報告があった。
    ○ 児童買春・児童ポルノ法違反事件の検挙
    ○ 特殊詐欺事件の検挙
5.その他
  1. 安倍首相来県に係る対応について
      警察本部から、「本日、自民党総裁の立場として安倍首相が遊説のため来県している。燕市、新潟市秋葉区、村上市での遊説を終え、現在、新潟市中央区に向かって移動中である。最後まで緊張感を持って任務を遂行してまいりたい。」旨の報告があった。
  2. 巻駅前交番視察及び西蒲警察署協議会について 
      委員から、「6月24日、西蒲警察署協議会に公安委員会を代表して出席した。会議に先立ち、巻駅前交番を視察した。5か月前に新築された新しい交番は、地域からの評判も良いとのことである。当日は女性警察官と交番相談員が勤務しており、不安はないか尋ねたところ、本署と連携して対応しているので不安はないとのことであった。地域住民との関係も良好であり、とても頑張っている印象を受けた。次に協議会の感想だが、諮問された『高齢者の交通死亡事故防止対策』について、協議会委員から『夜光反射材を靴の販売店に配布し、購入者の靴に直接貼り付けるサービスの協力依頼をしたらどうか。』など、興味深い提案がなされていた。また、西蒲署管内は、侵入盗、自転車盗、車上ねらいの被害のうち、8割超が無施錠による被害であるなど、無施錠率が非常に高い地域であり、協議会委員は危機意識が高く注意しているが、地域住民は意識が低い現状であることから、地域住民に対する声掛けをしていきたいと話していた。地域住民による声掛けは重要であるが、警察の取組としては、より具体的な啓発方策を考えた方が良いと感じた。」旨の発言があった。 
  3. 退任の挨拶
      小川委員から、「6月末日をもって、公安委員を退任することとなりました。多くの皆様からの御協力により任を全うすることができました。ありがとうございます。公安委員就任の打診を頂いたときは不安もありましたが、私自身の反省をお伝えし、反面教師としていただければという思いで務めてまいりました。3期9年の間にはいろいろなことがありました。就任直後の7月に発生した中越沖地震では、発災後に大量の礼状が県警察に届き、その中に『避難所で途方に暮れているとき、街で制服を着たお巡りさんを見たら、生きる希望と勇気が湧いてきた。私も頑張ります。』という内容の礼状がありました。警察官というものは、制服を着て立っているだけで人々を励まし勇気を与える存在なのだと気付きました。また、警察学校初任科生を対象とした訓育を警察学校で行った際は、私が学生時代に住んでいた体育会の合宿所と雰囲気がとても似ており、親近感を覚えたことを思い出します。100人もの大人数で唱和した論語は感動的でした。しかしながら、戸惑ったこともありました。それは非違事案への対応と警察改革です。平成12年頃、当県も含め全国の警察において不祥事が発生しましたが、10年以上も警察改革が続くことは疑問でした。さらに、その改革は年々内容が増え、複雑なものになっていたように思います。転機は平成25年の全国公安委員会連絡会議における米田警察庁長官の、『組織運営については、国民の期待と信頼に応える力強い警察の確立を主眼とすること、非違事案対策を目的化してはならないこと。』という発言ではなかったかと思います。私が委員長を務めた時にも不祥事がありましたが、当時の県警察は不祥事の撲滅を掲げるのではなく、『厳正な規律の保持、士気の高揚、県民に信頼される力強い警察の構築』を基本に尽力されました。警察官も人間ですから過ちを犯すことがあります。その際にどのように対処すべきかのモデルを作ってくれました。また、新年の署長会議では県知事が『365日、24時間県民と向き合っている組織は新潟県警しかない。ありがとうございます。』とお礼を述べておられましたし、G7新潟農業大臣会合の後、新潟市長は、『新潟県警のおかげで新潟には確固たる安全安心の土台がある。』と記者会見でお話されていました。退職された警察官に、警察人生で一番思い出に残っていることは何かを伺うと、総じて『地域の安全に貢献できた喜び、仲間への感謝、組織の志の高さ』を語られます。いろいろな場で新潟県警の底力を実感し、感動した9年間でした。今後は新潟県警の応援団として御活躍を見守っていく所存です。」旨の挨拶があり、警察本部から、「委員からいただいたお言葉に恥じぬよう、努力してまいります。」旨の発言があった。

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