公安委員会定例会議の開催状況

1.開催日
平成28年4月27日(水)午後1時00分〜午後4時20分
2.出席者
小熊委員長、阿部委員、小林委員、津野委員、小川委員
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、首席監察官、情報通信部長
3.議題事項
  1. 人事案件について
     警察本部から、「地方警察職員の人事異動について、御意見を頂きたい。」旨の説明があり、意見を述べた。
  2. 警察職員等の援助要求に対する同意について
     警察本部から、「三重県公安委員会から本県公安委員会に対し、警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員等の援助要求があったので、同意していただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
  3. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案24件について、事案の内容、意見聴取等の結果説明があり、審議の結果、取消し24件の行政処分を決定した。
  4. 交通規制の実施について
      警察本部から、「交通規制等の見直しに伴う信号機の廃止について、合計6件の交通規制を行うこととしたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
4.報告事項
  1. 平成28年3月の警察宛て苦情の受理状況及び措置結果等について
     警察本部から、「本年3月の警察宛て苦情等の受理は13件(前年同月比7件減)であった。そのうち1件については、現在調査中である。苦情のうち職務執行に非があったものは2件(前年同月比5件減)であった。これらに対しては、申出者に謝罪するとともに、幹部による職員の指導、本部主管課による執務資料の発出等の措置を講じた。」旨の報告があった。

     委員から、「平成26年5月の苦情受理件数が40件と多いが、何か理由はあるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「4月に実施している春の全国交通安全運動や、気候が良くなり警察活動が活発になる時期であることなどが影響して苦情が増えたのではないかと考えている。」旨の説明があった。
  2. 平成28年3月のけいさつ相談受理状況について
     警察本部から、「本年3月の警察宛て相談受理は4,872件(前年同月比450件増)で、そのうち重要相談は437件(前年同月比52件増)であった。特にDVに関する相談が多く寄せられている。なお、DV・ストーカー相談については、子供女性安全対策課においても統計を取っているが、同課においては認知した事案ごとに計上しているため、相談件数は平成26年からほぼ横ばいで推移しているのに対し、広報広聴課における相談の受理については、同一人物からの同種相談についてもその都度計上しているため、ストーカーについては平成27年3月から、DVについては同年4月から増加傾向となっている。これにより、同一人物からの相談が複数回寄せられる傾向がうかがえる。」旨の説明があった。
  3. 平成28年3月の感謝・激励受理状況について
     警察本部から、「本年3月の警察宛て感謝・激励の受理は44件(前年同月比1件減)であった。感謝・激励の主な事例として、1件目は署の生活安全課員が、申出者から、『自宅玄関風除室に小学生の子供宛てのプレゼントが入った差出人不明の紙袋が置かれていた。』旨の相談を受理したため、直ちに調査を開始した結果、近くの駐車場を利用する人が、『昨年まで、この駐車場で小学生3人が待ち合わせて登校していたのに、今年に入り、その子が1人で登校するようになった。さらに、その子が大泣きしながら走って家に入って行くところを見掛け、いじめに遭っているのかもしれないと思い、勇気付けたいとの思いからプレゼントした。』と申し述べたことから、善意による行為であったことが判明した。申出者にその状況を説明したところ、『こんなに早く警察の方から原因を解明していただき、本当にありがとうございました。お陰で、地域に子供を見守ってくれている人がいることを知りました。自然と涙が流れます。』などと繰り返し謝辞を述べたもの。2件目は、署地域課の交番勤務員が、医者を探している旨を申し述べ交番に来所した申出人の具合が悪そうであったことから、同人を椅子に腰掛けさせて休ませた。また、『実は高血圧で、心臓も悪い。』旨申し述べたため、対象職員らが受診できる医院を探していたところ、申出者の体調がさらに悪化し苦しそうな様子になってきたことから、対象職員は、直ちに交番から119番通報し救急車を要請するとともに、申出者の長男に連絡して事情を説明した。その後、申出者は交番に駆けつけた長男に付き添われ、病院に救急搬送された。後日、申出者が交番を訪れ、『先日、通院で外出した際に具合が悪くなり休もうとしたところ、交番があったので立ち寄らせてもらいました。その時、救急車の手配をしてもらい本当に助かりました。そのお陰で、病状も回復してきました。その時、対応してくれた2人のお巡りさんには、大変感謝しています。』と対象職員らの救急車の要請等の親切な対応に感謝の意を申し述べたというものである。このほか、熊本地震の発生に伴い本県から出動している警察職員等に対し、4月24日現在、震災救助活動に対する感謝や激励が寄せられている。」旨の報告があった。
  4. 自転車安全月間の実施について
     警察本部から、「自転車利用者に対する基本的な交通ルールと遵法精神の周知徹底をより一層強化するとともに、基本的な交通ルール『自転車安全利用五則』等の周知活動や街頭における指導啓発活動等を推進し、良好な自転車交通秩序の実現を図ることを目的として、5月1日(日)から5月31日(火)までの1か月間、自転車安全月間を実施する。交通事故の発生概況として、自転車事故の発生件数は平成23年が1,220件、平成27年が759件と年々減少傾向で推移している。しかし、平成27年は自転車事故に係る死者数が13人(前年比3人増)と増加しており、うち高齢者は12人で、死者数の9割以上を占めている。重点推進事項は、『あらゆる機会と各種広報媒体を活用した交通ルールの周知徹底』、『全ての年齢層に対する自転車安全教育の推進』及び『街頭における指導啓発及び指導取締り活動の強化』の3点である。主な施策として、サッカーアルビレックス新潟ホームゲームにおける自転車利用者への広報啓発活動や、児童、生徒、高齢者等を対象とした自転車教室の開催などを予定している。」旨の報告があった。

     委員から、「高齢者の自転車による交通死亡事故が多いということに大変な危機感を持っている。何らかの対策を講じる必要があるのではないか。」旨の質問があり、警察本部から、「そのとおりである。高齢者の自転車事故は、態様として交差点における信号無視などが多い傾向にあるため、しっかりと指導していきたい。」旨の説明があった。
  5. 「G7新潟農業大臣会合」警備実施結果について
     警察本部から、「4月23日、24日に開催された『G7新潟農業大臣会合』の警備は、所期の目的どおり、行事の円滑な進行、出席者の安全確保、県民生活の安全と平穏の確保を全うし、成功のうちに終了した。今回の警備実施結果の反省、教訓を取りまとめ、今後の警備活動にいかしていきたい。」旨の報告があった。

     委員から、「新潟市長が、新潟は警察のお陰で安全・安心の土台ができていると話していたように、G7新潟農業大臣会合が無事に開催されたことは、本当に皆様のお陰である。」旨の発言があった。

     委員から、「テレビでG7新潟農業大臣会合警備に従事する警察官の活動を見ていて、本当に県民として誇りに思えた。感謝している。」旨の発言があった。

     委員から、「伊勢志摩サミット警備への出発式の様子が新聞に掲載されていたが、その中で機動隊長が、部下をいたわりながら決意を述べていた。この発言により、部隊の士気は上がったのではないか。非常に良い発言だと感じた。」旨の発言があった。
  6. 熊本地震における新潟県警察災害派遣隊の活動状況について
     警察本部から、「熊本地震の被害状況については、4月27日現在で、死者49人、負傷者1,399人、そのほか、建物被害や道路損壊などの被害が多数発生している。本県特別派遣部隊の活動状況については、広域緊急援助隊警備部隊が、4月16日午前8時30分本県を出発し、20日午後9時40分に帰県するまでの間、熊本県南阿蘇村火の鳥温泉、高野台団地等において捜索を実施した。この火の鳥温泉の捜索現場において、新潟の部隊が捜索し、別部隊へ交替した直後に心肺停止の被災者が発見されている。また、機動警察通信隊として、機動通信課職員が警備部隊に帯同して出動した。さらに、広域警察航空隊として、4月18日午前6時55分、『ときかぜ』1機、操縦士、整備士が本県を出発し、22日午後5時5分に帰県するまでの間、行方不明者捜索等を実施した。なお、今回の災害により全国警察が救助した被災者は合計159人であった。」旨の報告があった。
       
     委員から、「熊本地震に関連して被災地で空き巣が発生していると聞くが、復興に向けて頑張っているなかで、このような犯罪は本当に許せない。是非、これらの犯罪を警察全体で取り締まっていただきたい。」旨の発言があった。
  7. 伊勢志摩サミット特別派遣期間中における態勢の確立について
     警察本部から、「伊勢志摩サミット首脳会合警備の完遂に向け、本県からも多数の警備実施部隊を特別派遣する一方、派遣期間中における大規模災害や各種警備事象等の発生が懸念されることから、本県における事案対処態勢の充実のため、4月26日から5月29日(日)までの間、臨時の機動隊予備部隊を編成し、緊急事態発生時に迅速かつ適切に対応できる態勢の確立を図る。」旨の報告があった。

     警察本部から、「G7新潟農業大臣会合警備を無事に完遂することができた。引き続き伊勢志摩サミット首脳会合警備のため、警察官を特別派遣する。県内の態勢が弱くなることがないよう気を引き締めてまいりたい。」旨の発言があった。
  8. 事件の検挙について
     警察本部から、次の事件について報告があった。
     ○ 殺人未遂事件の検挙
     ○ 殺人(えい児殺)・死体遺棄事件の検挙
     ○ 重傷ひき逃げ事件の検挙
5.その他
  1. 聴聞の実施について
     風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反について、被聴聞者2人に聴聞を実施し、審議の結果、それぞれ行政処分を決定した。
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